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2010年4月20日

<サンケイBIZ>

ゆうちょ銀 32店舗で住宅ローン


 ゆうちょ銀行とスルガ銀行(静岡県沼津市)は14日、共同展開している住宅ローンなど個人向けローン商品について、新たに全国各地の主要都市にある、ゆうちょ銀直営店32カ所で取り扱いを始めると発表した。5月10日から開始する。これまで東京、大阪、名古屋の3大都市圏の50カ所で展開していたが、北海道や岡山などでも取り扱うことになり、全国計82カ所になる。

 ゆうちょ銀は2008年4月、スルガ銀と連携して個人ローン業務に参入。各種ローンの初年度融資額は2100億円を計画していたが、09年3月末では562億円にとどまった。

最近何かと話題に上るのが郵政であり、ゆうちょ銀行ですね。政局のハザマで歴史に残る「組織防衛」が行われておりますが、彼らの最大の擁護者である国民新党の基盤は弱いですし、鳩山政権の支持率も急降下中ですから、早晩、また郵政が政界の「改革派」の攻撃にあうのは必至のような気がします。

その時の揺り返しはすごいでしょうね。今度こそ容赦なく切り刻まれてしまうのではないでしょうか。「奢れるものは久しからず」というのは世の常ではありますが、恐らく前回の郵政改革で改革メンバーだった人は今は冷や飯を食わされているのだと思いますが、今度は今の「抵抗勢力」の方々が冷や飯を食わされてしまうのではないでしょうか。

何年かすれば、「あの時、素直に改革しておけばよかった」ということになるかもしれませんね。政治のドタバタに、その下で働くサラリーマンの悲哀を感じてしまうのは少し感傷的すぎるでしょうか。

さて、その郵政の中核会社であるゆうちょ銀行ですが、基本的には郵政改革に対してはUターンして「逆走行」の状態ですが、住宅ローンに関しては着実に業容拡大の布石を打っています。

ゆうちょ銀行の住宅ローンと言われても、ピンときませんが、それもそのはずまだ50ヶ所でしか実施していないのですね。上記ニュースでは32ヶ所増やして82ヶ所にするということのようですが、ゆうちょ銀行の店舗は日本に233ヶ所あるようですし、郵便局に至っては全国で2万4,700ヶ所もあるようですからね。まだまだ助走期間中のレベルということなのでしょう。

形態としては、さすがにすぐ自前でローンビジネスを始めるのは難しいと見えて、まずはスルガ銀行との連携という形をとっていますね。スルガ銀行の住宅ローンをゆうちょ銀行が顧客に紹介する形です。

初年度の融資額の目標が2,100億円に対し562億円ということで、ゆうちょ銀行の巨額な資産規模からすれば「すずめの涙」のレベルに留まりますが、とはいえ昨年は住宅ローンマーケットが縮小しましたから、その中での562億円は決して悪い数字ではないと思いますし、その分、確実にどこかの金融機関のシェアを奪ったわけですね。

ゆうちょ銀行が参入することで住宅ローンマーケットが拡大したり、今まで借りられなかった人が借りられるようになれば悪い話ではないですが、そんなわけはないでしょうから、これもまた「民業圧迫」と言えますね。まだスルガ銀行の住宅ローンを販売している間はいいのかもしれませんが・・・。

さて、気になるスルガ銀行提携住宅ローンですが、商品としてはこういうことになっています。特に金利引き下げプランのようなものはないようですね。特色としてはいろいろな職種に対して住宅ローンが用意されていて「間口が広そう」と言った感じでしょうか。

金利はこちらですが、フラット35がやや低そうな感じでしょうか?ただ団体信用保険や取扱手数料(1.5%)も加味すれば、決してそれほど低いわけではないですね。

ということで今すぐゆうちょ銀行の住宅ローンの取扱額が増えそうな感じはしませんが、しかしゆうちょ銀行もいつまでも提携住宅ローンではなく、そのうち自前の住宅ローンの販売に乗り出すでしょうから、その時が勝負ということになるのでしょうね。何しろゆうちょ銀行には巨額で低金利の資金がありますから、それを利用した方がいいに決まっています。そうなるといよいよ「民業圧迫」ということになりそうです。

競争が高まること自体は悪いことではないですが、仮に赤字が増えるだけだとすると、間違いなく税金に転嫁されるわけで、国民の立場からするとそれがあるべき姿なのか気になるところですね・・・動向を見守りたいと思います。

しかしスルガ銀行のこの「ゆうちょ銀行との提携」という決断は、短期的にはともかく、中長期的にはメリットがあるのでしょうかね?当然、静岡県下にもゆうちょ銀行はあるわけで、いつか競合することになります。恩をあだで返されることのないよう、お祈りするばかりです・・・。

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