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新商品は同社のシンクタンク、「くらしノベーション研究所」が昨年から今年にかけて実施した調査を踏まえて開発した。調査によると、共働き世帯の数が専業主婦世帯を上回っており、「家事・育児協力への期待」から親世帯との同居希望が増えている。このためイコイでは、「孫共育」をキーワードに設定。親子各世帯が独立しながら協力しあい、日常を楽しむ同居空間を提案した。
祖父母が孫の部屋に直接行ける「孫共育ゾーニング」を導入したほか、両世帯の家族が大きなテーブルを囲んで食事を楽しめるように、食卓の上に照明一体型の換気扇を備えた。
キッチンセットについても、家事での協力が活発になるよう、大きなカウンターを備えたオープン型キッチンを推奨するなど、「新しい二世帯住宅のあり方を提案していく」(平居正仁社長)考えだ。
嫁と姑の確執というのは古今東西、普遍のテーマ・・・かどうかは分かりませんが、一般的にはなかなかうまくいかないものですね。
しかしながら時代も変わりつつあるのか、上記記事によれば「共働き世帯の数が専業主婦世帯を上回っており、家事・育児協力への期待から親世帯との同居希望が増えている」とのことですね。
さすがに世の中全体で専業主婦世帯より共働き世帯の方が多いということはないでしょうけれど・・・と思って、この調査を見てみたら、本当に共働き世帯の方が多くなっているようです。ほー、世の中、変化しているのですね。
確かに奥さんがフルタイムで働いているケースでは、親の力を借りたいと思うのは自然なことですね。フルタイムで働いていれば、5時きっかりに帰るのもなかなか大変ですし、子どもが病気になった時などはかなり大変です。
また就学前はそれでも保育園が6時とかまで預かってくれるのでマシかもしれませんが、小学校に上がるとそうはいきません。3時とか4時になって学校が終わっても夕方というか夜まで親は帰ってこれないわけで、その間放置というのはさすがに心配ですね。
となると、やはり親が帰るまでの数時間でも祖父・祖母に見てもらえればそれは安心です。祖父・祖母にしたって、孫はそれはかわいいでしょうしね。生活に張りも出るでしょうし、お互いメリットはあります。
経済的にも、統計上は祖父・祖母世代の方が豊かである可能性が高いわけですから、確かに孫中心でモノを考えた場合には二世帯住宅というのはありですね。
とは言いつつ。
嫁と姑の確執という基本的な対立構造はそう簡単に解消できないわけで。一緒に住むとしても、やはり旦那の両親というより、奥さんの両親と過ごすほうが収まりがいいでしょうね。
また、やはりいくら二世帯と言っても物理的には分かれていたほうが気が休まるのではないでしょうか。この記事で取り上げられている旭化成ホームズの「i_co_i」という商品は玄関などは共有するプランのようですが、ちょっと落ち着かないような気がしますね。孫ではなく自分が祖父母から、靴の脱ぎ方がなっていないとか注意されそうです。裸で歩き回ることもできなくなりますし(笑)。
そもそも建物だけに4,230万円払える人は限られているかもしれませんが・・・。
ただ子どもの世話だけでなく、教育まで考えると、二世帯というのは子どもにもメリットも多そうですね。今後、時代が経つにつれて、「嫁が我慢する」同居から、もっとみんながハッピーになる同居に変わっていくのでしょうね。
やはりポイントは「奥さんの両親との同居」という気がします。そのうち、みんなが男の子ではなく女の子を望む時代になるかもしれませんね(笑)。