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2010年7月22日

<住宅新報WEB>

2010〜2015年度は80万戸台で推移 住宅・不動産市場研究会が住宅着工予測


 住宅・不動産市場研究会(代表=伊豆宏・明海大学名誉教授)は7月21日、2010〜2015年度の住宅着工予測を発表した。それによると、今後6年間は80万戸台で逓減傾向をたどり、2015年度には81万6000戸にまで落ち込む見通しだ。利用関係別で、この間の落ち込み幅が最も大きいのは貸家で16%減少する。増加するのはマンション分譲だけで5%増える予想だ。


 2010年度の住宅着工戸数は2009年度の77万5000戸より増えて、88万2000戸となる。2011年度もわずかに増えて88万5000戸となるが、2012年度からは85万5000戸、84万5000戸、82万9000戸、81万6000戸と減少していく。2010年、2011年度に増加するのは住宅金融支援機構による優良住宅に対する1%金利引き下げ、贈与税非課税枠の拡大、新築に対するエコポイントの導入などが寄与するため。


 利用関係別では、貸家が2006年度の53万戸をピークに急激に減り始めるのが特徴で、2012年度以降の減少をけん引している。貸家は2015年度には28万戸にまで減少する。これは20歳代、30歳代世帯の需要層が減少していくため、空き家が更に増加し家賃の低下が予測されるため。


 地域別では東京圏と東海圏が2011年度から、近畿圏は2013年度から、その他地域は2012年度から減少に転じていく。東京圏は2010年度が32万1000戸で2009年度より5万5000戸も増えるが2011年度は30万7000戸に減少する。これは、持家などはほぼ横ばいだが貸家が減少し続けるため。近畿、東海、その他地域も減少に転ずる要因は貸家の減少が大きい。


 持家系が比較的堅調なのは、2010年度以降、日本経済が回復に向かい、勤労者の可処分所得が増加し、持家取得能力が高まるためとしている。


住宅着工件数は、住宅業界の好不調を占う上で、最も分かりやすい指標ですね。最近の景気持ち直しを受けて改善傾向にあることを期待したいところですが、ここ数年の住宅着工件数の推移を見ると以下のようになっています。

2005年 : 124万戸
2006年 : 129万戸
2007年 : 106万戸
2008年 : 109万戸
2009年 :  79万戸

やはり昨年の落ち込みが凄まじかったわけですね。多くの不動産業者・建設業者が破綻しましたが、それもやむをえなかったのかもしれません。

で、2010年の5月までの着工件数の累計は31万戸。これを1年に換算すると74万戸・・・昨年より少ないということになってしまいますね・・・。首都圏や三大都市圏を中心に住宅販売は回復しているようですが、全国に波及していくのはこれからで、日本全体の住宅着工件数が改善されていくのは半年とか1年後くらいになるのかもしれませんね。

さて、その今後の住宅着工件数について、住宅・不動産市場研究会の方々が予想されております。数字としては以下の通りですね。

2010年度 : 88万戸
2011年度 : 89万戸
2012年度 : 86万戸
2013年度 : 85万戸
2014年度 : 83万戸
2015年度 : 82万戸

こちらは「年度」なので4月〜3月までの数字となります。

いかがでしょう?

いかにも当たらなそう、と思うのは記者だけでしょうか?(笑)

予測の根拠は公開されていないようですので正確に論評することはできませんが、2005年から2009年の5年間の平均が109万戸に対し、2010年度から2015年度の6年間の平均が86万戸というのはいくらなんでも減りすぎのような気がします。

また2006年の景気のピークから2009年の景気のボトムまで、優に4割も下落していますが、予測の方では89万戸から82万戸と、その減少幅は8%に過ぎません。いきなり着工件数が安定してしまう、というのはどう考えても不自然ですよね。

記者ならたとえばこんな試算をしますかね。

・2010年度は引き続き横ばい
・景気は2014年をピークに
・6年間の平均戸数を100万戸とする

そうなると例えばこんな感じです。

2010年度 :  80万戸
2011年度 :  90万戸
2012年度 : 100万戸
2013年度 : 115万戸
2014年度 : 125万戸
2015年度 :  90万戸

はっきり言って適当ですが(笑)、景気の波によってダイナミックに着工件数が変動していく様子がよく出ているのではないですかね?また最近は景気の変動が激しいので、2014年度から2015年度にかけて一気に件数が減る部分も織り込んでみました。

こういう相場や市場の予想といったものは、どうしても足元の数字に引張られがちですが、実際にはもっと激しく、もっとダイナミックに変動するものですね。予測を立てるときには十分考慮したいものです。
(編集部)

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