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2011年2月17日

<朝日コム>

<長期金利>日米で上昇が加速 株式などが買われる影響で


 日米の長期金利上昇が加速している。9日の東京債券市場では、長期金利が一時、昨年4月以来10カ月ぶりの高い水準をつけ、米長期金利も8日に10カ月ぶりの水準に上昇した。日米経済の回復期待を背景に、株式などが買われ、安全資産とされる債券が売られているためだ。だが、長期金利の上昇が急ピッチで進めば、企業向け融資や住宅ローンの金利も上昇し、景気の足かせとなる恐れもある。


 9日の東京債券市場は、長期金利の指標である新発10年物国債の利回りが一時、前日比0.035%高い年1.350%まで上昇(債券価格は下落)した。8日のニューヨーク債券市場でも米長期金利が前日比0.08%高い年3.72%と昨年4月以来の水準をつけた。9日の日経平均株価が一時、約9カ月ぶりに1万700円台を回復し、8日のダウ工業株30種平均も2年8カ月ぶりの高値をつけており、株が買われて、債券が売られる流れとなっている。


 日本経済は昨年9月のエコカー補助金終了などで昨年10〜12月期の実質成長率がマイナスに陥った模様だが、新興国向けの輸出などに引っ張られて持ち直しつつあり、「踊り場脱却の蓋然(がいぜん)性が高まってきた」(日銀の白川方明総裁)。米国も1月の失業率が改善し、市場は「経済指標の持ち直しで日米金利が切り上がった」(RBS証券の福永顕人チーフ債券ストラテジスト)とみている。


 日本の財政悪化を背景とした日本国債の格下げで国債が売られ、長期金利が上昇するのは「悪い金利上昇」。だが、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が先月、国債を格下げした後の長期金利の上昇は限定的で、現時点では景況感改善を背景とした「良い金利上昇」とみられている。


 しかし、長期金利の上昇は、企業向け融資や住宅ローンの金利の上昇につながる。みずほコーポレート銀行は9日、大企業向け融資の指標となる2月の長期プライムレート(優遇貸出金利)を前月比0.15%引き上げ、年1.65%にすると発表した。


 長期金利の水準は、歴史的に見るとまだ低く、「景気に打撃を及ぼすレベルではない」との見方が強いが、長期金利が大幅上昇すれば、住宅購入や企業の設備投資が抑制され、景気にマイナスに働く恐れがある。また、消費税増税などの財政再建論議が進まなければ、国債が格下げされ、「悪い金利上昇」が起きる可能性もある。


知らない間に株価が結構、回復しております。気がつけば日経平均は10,808円まで戻ってきておりますね。以前の水準から比べればもちろんまだまだ低いですが、株価が上昇すること自体は悪くありません。

株価回復の背景には、円高の一服というのももちろんあると思いますが、やはり一番大きいのは景気の緩やかな回復ですね。世界の景気を左右するアメリカ経済も徐々に明るさを取り戻しつつありまして、いよいよ本格的な景気回復が期待できる状況になりつつあります。

基本的に、記者も含め、景気の回復に反対する人は少ないと思います。会社の業績も上がり、赤字だった企業も黒字になり、株価も給与も賞与も上がりやすくなります。

ただ一方で、住宅購入や住宅ローンを検討されている方にとっては悩ましい一面もあります。景気が回復すれば金利も上昇するのが常ですからね。金利が上昇すれば当然、毎月の返済額も増えてしまいます。

上記記事によれば、日米経済の回復期待を背景に、長期金利が10ヶ月ぶりの高水準になっている、ということですね。現状、1.35%ということですが、グラフで見るとこういうことですね。

◆長期金利推移(グラフ期間3ヶ月)



確かに昨年の11月初旬を底にして急ピッチで上昇しているように見えます。11月初旬といえば日銀がゼロ金利政策の再開を発表したタイミングですが、金融を緩和すると金利が上昇するというのは何ともおかしな話ではありますね。

それはともかく2月に入り金利が再度上昇傾向になりつつあるように見えます。この傾向が続けば、来月以降、10年もの・20年もの・30年ものやフラット35といった住宅ローンの長期固定金利が上昇するのは間違いないように思います。

ですが。

今の住宅ローンの一番人気は変動金利タイプ。たとえば期間1年の短期金利が、金融市場ではどういう状況かと言うとこんな感じですね。

◆1年もの市場金利推移(グラフ期間3ヶ月)



こちらは低位安定しております。記者も素人ですので間違っているかもしれませんが、長期金利は市場まかせなので期間が長いこともあり思惑で上がったり下がったりしますが、短期金利は日銀によってコントロールされているのでゼロ金利政策が効いて低く抑えられているのではないでしょうか。

ということで住宅ローンの長期固定金利は上がりやすい状況が続くかもしれませんが、変動金利タイプなどの短めの金利は引き続き今の水準が続きそう、と考えられます。

ではいつ短めの金利が上昇するかと言うと、日銀がゼロ金利政策を解除するときで、それはつまりデフレ経済からインフレ経済に変わったとき、ということになりますが、それはもう少し先でしょうね・・・。

少子高齢化が進み、経済が縮小しつつある日本ではもしかするとインフレ経済は永遠に来ないのかもしれません・・・とは言いつつ、さすがにどこかでゼロ金利政策は解除されるとは思いますが。

さて今は少数派かもしれませんが、長期固定金利を検討されていて、近頃の金利上昇をとても気にされている方もいるかもしれません。そういう方は、いつも書いていることですが、このグラフをご覧ください。これは上記長期金利の期間10年のグラフです。

この10年間、景気がよくなったことが2回くらいありますが、実はその時でも金利は大して上昇していないのですね。2%に届いたことはありません。ここから多少、長期金利は上昇するかもしれませんが、ではものすごく金利が上昇するかと言うとその可能性は限りなく低いと思います。



今より金利が下がることは当面無さそうですから、そういう意味では今、住宅ローンを借りることはタイミングとしてはベターだと思いますが、とはいえ必要以上に焦ることはないと思います。慌てずあせらず、じっくりご検討ください。

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