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2011年10月13日

朝日コム

住宅ローン金利の優遇拡充 三菱東京UFJ銀


 三菱UFJ銀行は今月から住宅ローン金利の優遇制度を拡充した。借入時から10年間の固定金利を選んだ人を対象に、優遇幅を0.20%拡大。店頭表示金利(現在は年3.70%)から年2.20%幅優遇し年1.50%で貸し出す。同じ勤務先に3年以上勤め、同行に給与振り込み口座があるなどの条件を満たす人が対象。


 住宅ローンでは、住宅金融支援機構が銀行を通じて貸す、固定金利型の「フラット35S」が人気を集めていた。政府の景気対策で、借入時から10年間は金利を年1%優遇し、大手行では年1.5%前後で借りられたため。しかし、優遇制度が9月末でいったん打ち切られたため、三菱東京UFJ銀は同程度の金利基準で貸し、住宅ローンの取り込みを図る狙い。

<編集部からのコメント>

今月は全般的に金利が下がっていますが、特にメガバンクの金利が下がっている点が特徴的です。しかしメガバンクは、ほぼ同じタイミングで優遇幅が広がるのはなぜなのでしょうね?少しはタイミングがずれても良さそうなものですが、何か「大人の事情」でもあるのでしょうか。

さて、そんな金利優遇幅が拡大したメガバンクの今月の金利の中で、特に魅力的になったのが三菱UFJ銀行の10年固定金利です。何と1.5%ということで、低金利で有名な住信SBIネット銀行に匹敵する金利ですね。

気になるのは、今人気の変動金利でも、初心者の関心が高そうな超長期固定金利でもなく、「なぜ10年固定金利なのか?」ということですが、上記記事によれば、9月末で一旦、優遇策が打ち切られた「フラット35S」の当初10年の優遇金利が1.5%前後だったため、その「受け皿」として意識された金利設定のようですね。

なるほど。

言われてみればその意図は理解できますが、フラット35を検討しているユーザーに響くかと言うと微妙ですね。どうせなら当初10年は1.5%で残り20年は2.5%みたいな商品を出した方がより分かりやすいと思いますがどうでしょう?

こういう金利がステップアップする商品は借り手にとっても貸し手にとってもリスクが高いかもしれませんけれど。さらにそれを、公的な融資制度であるフラット35が提供するのはさらに問題なのかもしれませんね。

ではここで、この三菱UFJ銀行の10年固定金利を、上述の住信SBIネット銀行や、人気の新生銀行と比較するとどうなるでしょうか?単純に表面金利だけを比較するとこうなります。

■10年固定金利/表面金利

住信SBIネット銀行 1.47%
・三菱UFJ銀行 1.50%
新生銀行       1.70%

この中では住信SBIネット銀行が一番低いですね。しかし、三菱UFJ銀行の場合は「保証料」がかかり、これは年利に換算すると+0.2%となります。また住信SBIネット銀行も、保証料はかかりませんが、それに匹敵する事務手数料がかかります。そうした「隠れコスト」も加味した実質金利ではこうなりますね。

■10年固定金利/実質金利

住信SBIネット銀行 1.67%
・三菱UFJ銀行 1.70%
新生銀行       1.70%

ほぼ横並びとなります。

しかし気をつけないといけないのは、上記記事にあるとおり、三菱UFJ銀行の優遇金利を受けようと思うと給与振込み先に指定しないといけません。これはかなり「息苦しい」制約ですね。 10年後により有利な金利を求めて借り換えを行おうとするときも足かせになる可能性があります。

一方、住信SBIネット銀行は通常であれば年利換算で+0.3%にもなる8大疾病保証が無料でついてきます。また新生銀行はクレジットカードを作ることで金利が−0.1%になるキャンペーンを実施しています。

これらの点を加味するとこういうことになりますかね。

■10年固定金利/実質金利

新生銀行       1.60%
住信SBIネット銀行 1.67%+8大疾病保証無料
・三菱UFJ銀行 1.70%+給与振込先に指定する必要あり

やはりこの中では、まずは新生銀行か住信SBIネット銀行を検討した方が良さそうですね。参考になさってください。

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