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ノムコム調査

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2013年7月23日

ノムコム

第5回 住宅購入に関する意識調査アンケート[2013年7月]




※抜粋

<編集部からのコメント>

昨年の衆議院選挙で政権交替が起こり、安倍政権に変わってから多くの変化が起きていますが、中でも変化したのは不動産や住宅ローン金利の先行きに対する見方かもしれません。

長らく続く景気低迷や、構造的なデフレにより、日本では「不動産の値段は上がらない」「金利は上昇しない」というのが常識になっていたわけですが、こうした考え方がこの半年で劇的に変化したのですね。

つまりは消費者が「不動産の値段は上昇するかも?」「金利は上昇するかも?」と思い始めてきた、ということです。

そうした思考の変化の強力な原動力となっているのが安倍政権によるアベノミクスですね。アベノミクスとは金融緩和、財政出動、構造改革の3本の矢で日本経済を立て直そうという考え方ですが、1本目の矢である金融緩和が、新しく日銀総裁となった黒田氏の全面的な協力もあり、とにかく目覚しい効果を挙げたわけです。

この2人のタッグにより、「2年後に2%の物価上昇」を目指しているわけですが、とりあえず「2%」という数字が出てきたために、物価だけでなく、それに呼応する不動産価格や金利についてもハッキリとした「先高観」が出てきたと言えそうです。

加えて、タイミングよく世界経済も同時に回復してきましたので、それによる自然な円安・株高・金利上昇期待も、相乗効果として、そうした不動産や住宅ローン金利の「先高観」を後押しした面もありますね。

そう考えるとアベノミクスにはいろいろな面で追い風が吹いてきた、と言えます。

そうした消費者の考え方の変化をきれいに浮き彫りにしてくれるのが、野村不動産が運営する不動産ポータルサイトであるノムコムの意識調査アンケートで、7月2日〜8日に、ノムコム会員の中の住宅購入検討者1,831人が回答しています。

回答者数はもちろん申し分ありませんが、出来立てホヤホヤの調査結果という点でも有用と言えそうです。

今回はその中でも住宅ローン金利に関わる回答結果を抜粋すると、「住宅ローン金利は今後どうなると思いますか」という質問に対して、以下のような回答となっています。



やはり、半年前の2013年1月と比べて、住宅ローン金利は上がると思っている方が激増していますね!前回が約4割で今回が約7割ですから、ほぼ倍増していることに加え、「7割」という割合も大きいですね。

今や金利の低下を予想している人はわずか1.3%にまで縮小しています。

実際のところ、主要な住宅ローン金利は今年の5月から7月まで3ヶ月連続で小幅に上昇してきていますからね。金利上昇懸念が「確信」に変わるのも自然な状況と言えます。

しかしながら・・・記者自身が金利上昇を確信しているかと言うと、実はそうではありません。

少なくともインフレが確定するまでは短期金利は低いままでしょうし、現在の「異次元の金融緩和」が実力を発揮すれば、金利はもう一段下がっても不思議ではありません。

実際、足元では市場金利はやや低下傾向にありますしね。長期金利の推移はこのようになっています。



さらに今は回復基調にある世界経済ですが、今回の景気回復は基本的には2009年から始まっており丸4年となります。景気回復の平均寿命は4年と言う人もいて、いつ世界的な不景気となってもおかしくない期間に入りつつあります。

もちろん景気後退期になれば金利は低下しますから、金利が本格的に上昇しないまま、再度低下局面に入る可能性は十分あります。

記者がこのアンケートに回答するならやはり「分からない」ですかね・・・少数派ですが(笑

さて話をアンケート結果に戻すと、そうした住宅ローン金利の先高観を背景に、「住宅ローンを借りるとしたら、どの金利タイプを選びますか」という問いに対してはこのような回答結果になっています。



なかなか面白いですね!「分からない」を含めてほぼ4等分されているのも興味深いですし、金利タイプ別に見れば、変動金利タイプのシェアが最も低い点も驚きです。

ただし実際の金利タイプのシェアがどうなっているかといえば、住宅金融支援機構の調査によれば、大雑把に変更金利タイプが5割、固定期間選択タイプが3割、全期間固定タイプが2割となっていますね。

このように検討段階では固定金利タイプの割合が高く、実際の借入段階では変動金利タイプの割合が高いというのは、よく見るパターンではありますが、やはり実際の毎月の住宅ローン返済額を計算してみると変動金利タイプの魅力に抗えない人が多いということかもしれませんね。

なお、数字上は「わからない」と答えた人が全員、変動金利タイプを選べば概ね実態に近い結果となります。これも、「実際の返済額」の影響を示唆していると考えられなくもないですね、

上記の通り記者は、「みんなが考える金利観」や「みんなが選ぶ金利タイプ」が必ずしも正しいとは思いませんが、少なくとも一定の合理性はあると思います。

みなさまの住宅ローン選びの参考にしていただければと思います。

繰り返しになりますが、出来立てホヤホヤの調査結果である点も参考となりそうですしね。

最後に回答者のプロファイルですが・・・思ったより年齢層が高いですね!7割が40歳以上という結果になっています。「野村不動産」ということもあるのかもしれませんが、もう少し30代の比重が高いかと思っていました。



晩婚化も進んでいますからね。意外にマイホーム適齢期も上がってきているのかもしれません。

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