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[2014年2月の住宅ローン金利動向]
市場金利は一転して下落 住宅ローン金利に低下の兆し

このページでは、住宅ローンに関する各種ニュースや情報をご紹介します。今回取り上げるニュースはこちら。
2014年2月4日

TBS ニュースi

みずほと三井住友、2月から住宅ローン金利引き下げへ




※抜粋

<編集部からのコメント>

2月となりました。例年この時期は3月の引越しシーズンに向けて住宅市場が盛り上がるほか、今年は4月に消費税増税を控え駆け込み需要もそれなりに起こりそうです。

となると住宅ローンも相応に盛り上がることになりますが・・・実際、当サイトのトラフィックも1月から上昇傾向にありまして確かな盛り上がりを実感しております。

しかし期末や決算、引越しなどのタイミングが重なるのは分かりますし、新年度・新学期を機にライフステージが変わる、という「実需」は理解しているものの、なぜこうも3月に集中するのでしょうね?個人的には、ボーナスシーズンである6月や12月にもう少し盛り上がってもいいような気はしますが・・・。

それはともかくとして、そうした住宅市場の盛り上がりを背景に気になるのは2月の住宅ローン金利動向、ということになりますが、上記記事の通りメガバンクの10年固定金利で言えば、 三菱UFJ銀行、りそな銀行金利を据え置く一方、みずほ銀行、三井住友銀行が金利をほんの少し引き下げております。

つまりは銀行によって珍しく対応が分かれているわけですが、そうした判断が分かれた背景には、2月という住宅ローンのハイ・シーズン入りに加え、最近の落ち着かない市場金利動向があります。

と言うわけで、いつものように、住宅ローン金利と関係の深い、最近の長期金利=10年もの金利の推移をチェックするとこうなっています。

■長期金利グラフ(グラフ期間:1年)



昨年7月以降、順調に低下してきた長期金利ですが、11月を底にスルスルっと年末にかけて0.75%近くまで上昇したのですね。

これは株価の急速な上昇に加え、アメリカの金融緩和縮小決定にともなう金利の上昇に引っ張られた面があると思いますが、年明けから一変して株価も、アメリカの金利も、そして日本の長期金利もハッキリと下落基調になっています。足元では0.615%まで下がってきました。

再び0.5%台に突入するのも時間の問題ですね。

2月の住宅ローン金利は当然、1月の市場金利の動向を踏まえ決定されるわけですが、このように1月の市場金利は、前月に大きく上昇した金利が失速する流れとなっており、どのタイミングで翌月の住宅ローン金利を決めるのか、この先の金利についてどういう見通しなのか、といった違いがこうしたメガバンクの金利の違いに反映されたのではないかと思います。

とは言いつつ、メガバンクの出来上がりの住宅ローン金利はいつものようにほぼ横並びであるわけですが・・・。


[2014年2月の住宅ローン金利]

すでにご案内しているように、2月の住宅ローン金利は1月の金利から「概ね据え置き、一部引き下げ」となっています。

今までの住宅ローン金利の推移を振り返ると、昨年9月から11月まで3ヶ月連続で続いていた住宅ローン金利低下が12月は小休止し、1月はついに上昇に転じたわけですが、2月は再び低下の兆しが出始めた、ということですね。

市場金利と同様、住宅ローン金利も落ち着かない展開が続いている、ということになります。

>>>今月の住宅ローン金利比較はこちら

ただし、金利が上昇した住宅ローンも全くないではなく、具体的な金利をチェックしていくとすると、フラット住宅ローンについては、主力のフラット35の金利は−0.01%と引下げになったものの、それより期間の短いフラット20の金利は+0.01%とむしろ上昇しています。ご注意ください。

>>>最新のフラット35の金利はこちら(楽天銀行)

つぎに民間の住宅ローンをチェックすると、いつものように当サイトで人気の住信SBIネット銀行と、日本最大のメガバンクである三菱UFJ銀行の、12月と1月の住宅ローン金利の推移はこのようになっています。

住信SBIネット銀行(Mr.住宅ローン)

 ・変動金利  : 0.670% → 0.650% (−0.020%
 ・10年固定 : 1.280% → 1.270% (−0.010%
 ・20年固定 : 2.200% → 2.150% (−0.050%
 ・30年固定 : 2.360% → 2.300% (−0.060%

 >>>最新の金利はこちら

三菱UFJ銀行(保証料を加えた実質金利)

 ・変動金利  : 1.275% → 1.275% (変わらず)
 ・10年固定 : 1.650% → 1.650% (変わらず)
 ・20年固定 : 3.700% → 3.700% (変わらず)
 ・30年固定 : 2.540% → 2.550% (+0.01%

 >>>最新の金利はこちら

こちらもやはり対応が分かれていますね。住信SBIネット銀行は「全期間引下げ」となっているのに対して、三菱UFJ銀行は「据え置きor引き上げ」となっています。

中でも注目なのはもちろん住信SBIネット銀行ですね。住信SBIネット銀行は新しい商品である「Mr.住宅ローン」の提供を昨年11月から開始しました。従来の全疾病保障無料にプラスして、傷害補償や地震補償も無料で付加されます。

そうした「大盤振る舞い」のサービス内容でありながら、変動金利が0.670%と極めて低水準である点が注目されたわけですが、その金利を今月は0.650%とさらに引き下げてきたわけですね!

ちなみにこうした変動金利タイプのベースとなっているのは、「1日もの金利」などの超・短期の市場金利ですが、すでにゼロ金利となっている短期金利がさらに低下しているわけはありませんので、この変動金利タイプの利下げは完全に「戦略的なもの」です。

つまり自社の利益を削って金利を引き下げた、ということになります。需要期に入り、さらに積極的になっているということではないかと思いますが、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

さて当サイトで一番人気の新生銀行の1月の住宅ローン金利はと言うと以下の通りです。

新生銀行

 ・変動金利  : 0.980% → 0.980%
 ・10年固定 : 1.650% → 1.650%
 ・20年固定 : 2.100% → 2.100%
 ・30年固定 : 2.600% → 2.600%

 >>>最新の金利はこちら

こちらはいずれの金利も据え置きということですが、加えて、ほぼ恒例となりつつある、条件を満たせば金利が0.1%引きとなるキャンペーンを実施中です。それを加味すれば実質金利はこのようになります。

 ・変動金利  : 0.980% → 0.880% (−0.10%
 ・10年固定 : 1.650% → 1.550% (−0.10%

新生銀行の住宅ローンは、ただでさえ実質コストが低いわけですが、このキャンペーンによってさらに実質コストが低下する、ということですね。この機会にこちらも比較・検討されてはいかがでしょうか。

 >>>新生銀行の金利優遇キャンペーン詳細はこちらから

なお、新生銀行は、万が一の時の保障や返済停止機能を組み合わせた「安心パック」を付加するなど、金利競争以外のサービス拡充にも注力しています。住宅ローンの金利や手数料だけでなく、そうした付加価値についても目を向けてみると、また違った住宅ローン選びができるかもしれませんね。


[2014年2月以降の住宅ローン金利の動向]

気になる今後の住宅ローン金利の動向ですが、上記の通り、長期金利は年明けから下落傾向がハッキリしていることに加え、日本の株価もそうですが、世界の株式相場が新興国経済への懸念から軟調に推移しており、当面は市場金利も住宅ローン金利もさらに低下していくのは間違いなさそうです。

年が変わって金利環境が一変したわけですね・・・。

ただし株価の短期的な動向はともかくとして、金利上昇要因となっている「国内景気の回復」と「アメリカ金利の上昇」については、どちらもアメリカの金融緩和縮小という金融政策の方針転換を背景にしており、息長く継続する可能性が高いです。

つまりは引き続き金利上昇パワーが健在な一方で、現在実施中の「異次元の金融緩和」に加え、消費税増税後の景気低下を避けるため、日銀がさらなる追加金融緩和を実施する可能性が高く、金利低下パワーもかなり強力です。

と言うことは、2013年に引き続き、2014年も金利がめまぐるしく上がったり下がったりを繰り返す可能性が高い、ということですね。

ではその上限はどういったレベルか、ということですが、長期金利で言うと、1つの目安が昨年5月末の0.90%前後という水準です。実際のところ先日の日経新聞で掲載されていた、市場関係者へのアンケートに基づく今年の金利上限は「平均0.925%」となっており、やはり昨年来高値の0.90%前後という水準が強く意識されていることが分かります。

今の長期金利の金利水準からすれば+0.3%前後ということですが、びっくりするほどの金利上昇かといわれればそうではありません。実際、長期金利がピークをつけた昨年の5月や6月の住宅ローン金利がとても高かったかと言われると決してそんなことはありませんでしたしね。

やはり、「異次元の金融緩和」が実施されている間は、多少、市場金利が上昇したとしても、絶対水準的には歴史的な低水準を維持し、住宅ローン金利も魅力的な金利水準を維持していくのは間違いないと思います。多少の金利変動に一喜一憂せず、冷静にご検討いただければと思います。

ちなみに。

中長期的な金利動向を考えると、カギとなるのは物価です。政府や日銀は、物価上昇=インフレの状態にするためにあらゆる金融政策を取っているわけですが、景気回復と相まっていよいよ本当にインフレになってくれば、頼みの綱である「異次元の金融緩和」も縮小に向かいますので、実需と金融政策の両面から金利上昇圧力になってきます。

足元の物価は若干プラスになった程度ですので、本格的な金利上昇にはまだまだ力不足ですし、個人的には少子化が続く日本で本当にインフレとなるのか、疑問を感じなくもないですが、中長期的なインフレ=金利上昇の可能性については頭に入れておきたいところです。

ここでいつものように長期金利の2000年からの推移を振り返ってみたいと思います。

■長期金利グラフ(グラフ期間:10年)



前回の景気回復が始まった2003年には、長期金利は0.435%の最低金利をつけた後に急速に上昇し、1.5%前後にまで、実に1%近く上がったことが分かります。

仮に今後、景気回復が順調に進むのであれば、金利についても同じ様に+1.0%程度上昇する可能性がある、ということを示唆しております。

今のところ、慌てたり、焦ったりする必要は全くありませんし、逆に低金利が常態化した日本では「金利が上昇したとしてもその程度」とも言えるわけですが、とは言いつつ、住宅ローン金利が低いのに越したことはありません。

住宅ローンをご検討の方は繰り返しになりますが、そうした長い目で見た場合の金利上昇リスクを頭の「片隅の片隅」に入れて、相対的に金利が低い間に着実にご検討を進めていただければと思います。

その点では引き続き魅力的な金利水準を維持した今月=2月というのは、やはり住宅ローンを検討するのにベストなタイミングが続いていると言えそうですね。


[今月の住宅ローン金利レンジ]

最後に、今月の具体的な住宅ローン金利のレンジをチェックするとこのようになっています。

■2014年2月の住宅ローン金利状況(実質金利)

 ・変動金利 :0.650%〜2.675%
 ・10年固定:1.25%〜4.00%
 ・20年固定:1.97%〜3.70%

 >>>今月の住宅ローン金利比較はこちら

やはりこうして見ると、今までは考えられないような、極めて魅力的な金利水準ですね!

繰り返しになりますが、長期金利も住宅ローン金利も引き続き「史上最低水準」であるのは間違いありません。多少の金利変動に一喜一憂せず、着実に超低金利のメリットを享受いただければと思います。

参考になさってください。

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