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住宅ローン関連ニュース:
住宅ローンで重視される審査項目、されない項目は?
国土交通省調査

このページでは、住宅ローンに関する各種ニュースや情報をご紹介します。今回取り上げるニュースはこちら。
2015年4月9日

SUUMO

国土交通省、「平成26年度 民間住宅ローンの実態に関する調査」結果公表




※抜粋

<解説・異論・反論>

住宅ローンに関する口コミを拝見すると、批判として最も多いのはやはり、審査で落ちたことに対する不満ではないかと思います。

もちろん銀行側としても誰にでも貸せるわけではありませんので、一定のハードルがあるのは仕方ないと思いますが、それでも「なぜ落ちたのか説明が全くなかった」、「他の銀行はOKだったので基準が不可解」といった状況によって、さらに不満が増長されてしまうようですね。

記者も同じ状況であれば、間違いなく不満を感じると思います。しかも多くの銀行は本審査で利用した書類を返してくれないようですしね。

ちなみに先日ご案内したように、審査でNGとなったり減額されてしまう割合というのはおおむね1割程度あるようですね。結構、多いです。その分だけ不満も発生しているということなのでしょう。

>>>国交省調査 住宅ローン金利タイプ利用状況、審査NG・減額の割合は?

そんな外部の人間からすればベールに包まれている感のある、銀行の審査基準ですが、先日発表された国土交通省による「民間住宅ローンの実態に関する調査」ではその実態について調査されていますのでご紹介したいと思います。 「融資を行う際に考慮する項目」として以下のように紹介されています。

・ 完済時年齢 99%
・ 借入時年齢 98%
・ 返済負担率 97%
・ 担保評価 96%
・ 勤続年数 96%
・ 健康状態 96%
・ 年収 95%
・ 金融機関の営業エリア 92%
・ 融資可能額(融資率)/購入の場合 92%
・ 融資可能額(融資率)/借換えの場合 92%
・ 連帯保証 90%
・ カードローン等の他の債務の状況や返済履歴 86%
・ 雇用形態 75%
・ 申込人との取引状況 65%
・ 国籍 63%
・ 業種 43%
・ 雇用先の規模 33%
・ 家族構成 30%
・ 所有資産 24%
・ 性別 20%
・ その他 10%

意外とバラつきがありますが、ただそれでも95%以上の項目については、どの金融機関からもチェックされる最重要項目と捉えて良さそうです。具体的には「完済時年齢」「返済負担率」「借入時年齢」「担保評価」「勤続年数」「健康状態」「年収」の7つですね。

ただ見方を変えればもっとも割合の高い「完済時年齢」でも99%にとどまるということは、1%の金融機関はそこもOKということですね。この調査では1,407の金融機関が回答しているようですので少なくとも14程度の金融機関は「完済時年齢」について大目に見てくれる可能性があるということになります。

予想外に住宅ローン審査に落ちてしまい、諦めきれない場合はしらみつぶしに金融機関に当たってみる・・・というのもアリなのでしょうね。

一方、9割未満の審査項目については、より審査結果が分かれる項目ということになります。まず印象的なのは「カードローン等の他の債務の状況や返済履歴」ですね。86%となっています。

よく住宅ローン審査に関するアドバイスで、カードローンは当然として、クレジットカードの支払や携帯電話の支払(特に本体の分割払いが含まれている場合)が滞るとブラックリストに載ってしまうので要注意!というアドバイスを目にしますが、 少なくとも残りの14%の金融機関はあまり重視していないようですので「マスト!」ということはなさそうですね。

また、「雇用形態」についてもかなり重要視される印象がありますが、回答結果としては75%にとどまっており、正社員ではなくても4分の1の金融機関は問題なし、ということになります。これは非正規の方々にとっては勇気づけられる結果と言えるかもしれません。

他方、別の観点からチェックしておいた方がいいかもしれないのがシェア50%以下のマイナー項目ですね。と言うのも上記の通り「他の金融機関はOKだったのにここだけダメだった」といった場合にはこうしたマイナー項目が影響している可能性が考えられるからです。

具体的には「業種」「家族構成」「所有資産」「性別」「雇用先の規模」が挙げられます。腑に落ちる方はいらっしゃるでしょうか?

いずれにしても上記の通り全体的には審査項目は思っている以上にバラつきがあるということですね。あまり「横並び」感を感じません。だとすると「こっちはOKでもこっちはダメ」という結果が出るのも当然なのかもしれませんね。

残念ながら住宅ローン審査に落ちたり減額されてしまった方も、気落ちせずにリトライしてもらえればと思います。

参考になさってください。


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