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毎月月末近くになってくると、各種報道によって翌月の大手銀行の金利が分かってきます。そこでそうした情報をわかりやすくまとめていきたいと思います。
ちなみに、当サイトでは3月の住宅ローン金利について以下の通り予測しました。
>>>[2018年3月の住宅ローン金利予想/改訂版]
−0.03%程度引き下げへ
タイトル通りですが3月の住宅ローン金利は「−0.03%程度の金利引き下げが広がる」と予想しました。
次に3月のフラット35の金利については以下の通り予測しました。
>>>[2018年3月のフラット35金利予想]
前月比−0.04% フラット35表面金利1.36%?
具体的にはこうですね。
・フラット20金利 : 1.32% → 1.29% (−0.03%低下)
・フラット35金利 : 1.40% → 1.36% (−0.04%低下)
こちらは先行して発表した金融機関によれば、3月のフラット35/20はこういうことのようです。
・フラット20金利 : 1.32% → 1.29% (−0.03%低下)
・フラット35金利 : 1.40% → 1.36% (−0.04%低下)
>>>[速報!2018年3月のフラット35金利]
フラット35=1.36%、フラット20=1.29%
今回はピタリと当たりました。毎月こうあってほしいものです・・・。
では本題に戻って3月の住宅ローン金利情報をまとめていくと、まず大手銀行のプライスリーダーである三菱UFJ銀行の金利はこういうことになります。
◆三菱UFJ銀行の2018年3月の住宅ローン金利(表面金利)
・変動金利 : 0.775% → 0.775% (据え置き)
・10年固定 : 0.800% → 0.800% (据え置き)
どちらも据え置きということで、のっけから予測を外してしまった感がありますが、長期金利がかなりハッキリと低下する中で「意外な判断」と感じます。最近は「金利をあまり変動させないこと」をポリシーとしているのでしょうか。
なお上記は表面金利であり保証料(+0.2%)込みではこのようになります。
◆三菱UFJ銀行の2018年3月の住宅ローン金利(実質金利)
・変動金利 : 0.975% → 0.975% (据え置き)
・10年固定 : 1.000% → 1.000% (据え置き)
他の大手銀行が追随するのかどうか気になるところですが、みずほ銀行の3月の金利はこうなっています。こちらは最初から保証料(+0.2%)込みの実質金利でいきましょう。
◆みずほ銀行の2018年3月の住宅ローン金利(実質金利)
・変動金利 : 0.800% → 0.800% (据え置き)
・10年固定 : 0.975% → 0.975% (据え置き)
こちらも変動金利・10年固定金利ともに「据え置き」ということですね!一体何を根拠に据え置きという判断をしたのでしょうか・・・。
最後に当サイトで人気の住信SBIネット銀行の金利はこうなります。
◆住信SBIネット銀行の2018年3月の住宅ローン金利(実質金利)
・変動金利 : 0.439%〜0.457% → 0.439%〜0.457% (据え置き)
・10年固定 : 0.770% → 0.770% (据え置き)
>>>住信SBIネット銀行の最新金利はこちら
こちらも三菱UFJ銀行やみずほ銀行と同じく据え置きですね・・・。
そうしたわけで3月の住宅ローン金利は今のところ、「おおむね据え置き」ということになりそうです。上記3行の金利を見る限りは「完全に据え置き」ですが。
予想としては上記の通り「−0.03%程度の金利引き下げが広がる」としたわけですが、こちらは外しそうですね・・・まだ発表されていない他の銀行の金利はしっかり下がることを期待したいと思います。
なお、すでにこれら3銀行の3月の住宅ローン金利は発表されておりますので確定です。
ではここで2015年1月からの長期金利と上記銀行の10年固定金利の変遷を振り返るとこのようになります。
2017年は違和感だらけだった三菱UFJ銀行の金利もようやく自然な動きになってきました。
一方、住信SBIネット銀行の金利がジワジワ上昇しているように見える点は気になりますね。それでも相対的に低金利であるのは間違いありませんが。
みなさんが3月も最高の住宅ローンに出逢えることを祈っております。
<日本住宅ローンプランニング編集部>