※当サイトには広告リンクが含まれています。
住宅ローンを利用するにあたってネット銀行とリアル銀行のどちらがいいのでしょうか?
これは実際に金利を比べるのが早いですね。例えば変動金利で言うとこうなっています。
・住信SBIネット銀行:0.447%
・三菱UFJ銀行:0.625%
金利水準を見れば一目瞭然と言えます。さらに住信SBIネット銀行の場合、全疾病保障が無料でついてきますので、「金利差以上の魅力がある」のは間違いなさそうです。
なぜこうした金利差があるかと言えば、もちろんネット銀行は店舗がなく人件費などの間接コストが少ないというのもあるのかもしれませんが、加えて
・審査が相対的に厳しく、リスクをなるべく取らないよう運営している
・業歴が短く、住宅ローンの貸し倒れが少ない
と言ったこともあるかもしれません。後者については今後業歴が長くなってくるにしたがって顕在化してくる可能性はあるものの、一方で「地価も給料も下がり、リストラが横行した失われた20年」はもはや過去のものと考えると、「業務をスタートした時期も良かった」と言えそうです。
あくまで推測ではありますが・・・。
ちなみにこの「ネット優位」というのは、リアル銀行自身が進めている政策でもあり、実際上記三菱UFJ銀行もネット専用の変動金利はこのようになっています。
・三菱UFJ銀行/店頭金利:0.625%
・三菱UFJ銀行/ネット金利:0.525%
つまりはリアル銀行自ら「ネットで申し込んでくださいね」と誘導しているわけですから、結論から言うと「ネット銀行の方がいい」ということで間違いありません。
ただ一方でリアル銀行にメリットがないわけではなく、主にこういった優位点があります。
・審査や手続きが早い
・審査や手続きが柔軟な場合がある
・書類集めや書類記入に関して丁寧にサポートしてもらえる
言い換えれば、多少金利が高いとしてもこうした点にメリットを感じるようであればリアル銀行を利用すればよいし、そうでないならネット銀行を利用する、ということでいいのではないでしょうか。
<日本住宅ローンプランニング編集部>