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シニアレジデンスとは、通常形態の住宅(マンション)でありながら食事サービスやスタッフによる各種見守りサービスなどが付加されたもので、健常者が対象。ケアレジデンスは、いわゆる介護付き有料老人ホームだ。今回の物件では、シニアレジデンス居住者に対し、いつでもケアレジデンスに移り住める保証を付けた。文字通り「終の棲家」としての提案だ。
シニアレジデンスの広さは41〜87平方メートル。入居費用は、一括払い方式と月払い方式の2種類。一括払い方式(75歳入居の場合)は、入居一時金6810万円・月額利用料(管理費・サービス費)14万円強。食費は実費精算で、1カ月・毎日3食注文の場合に5万円強となる。月払い方式は、入居一時金1355万円・月額利用料(管理費・サービス費・月額賃料)46万円強。どちらの場合も、入居一時金の中にケアレジデンスへの移行費用が含まれている。
物件の所在地は、東京都世田谷区成城8丁目、小田急小田原線成城学園前駅徒歩13分。地下1階地上5階建て。
なお、同社ではこれまでに、シニアレジデンス7棟、ケアレジデンス3棟(そのうち2棟は一体型)を供給している。
ライフスタイルの変化に伴い、老後も子供たちに頼らず、自分たちで暮らしていこうと考えている方は多いと思います。また少子化に伴い、そもそも子供がいなかったり、いたとしても一人っ子などの場合は、物理的に子供に頼ることは難しいですね。
そうした方々は、自分たちの力で生きていけるようライフプランをお考えだと思いますし、住宅選びの際も老後を視野に入れて物件を選定していくものと思いますが、その参考になりそうなのが上記記事ですね。
東急不動産がシニアレジデンスとケアレジデンスが一体となったシニア向け住宅を開業する、ということです。シニアレジデンスもケアレジデンスも聞きなれない言葉ですが、何がどう違うかと言うと、シニアレジデンスは健常者向けのもので、ケアレジデンスは介護付き老人ホームとなっていて、要は元気なうちはシニアレジデンスに住んで、将来的に介護が必要になってきたりするとケアレジデンスに移り住む、という構造になっているわけですね。
まさに死ぬまで面倒を看てもらえるサービスということです。
で、気になるお値段ですが、一括払いと月払いがあり以下のような料金体系となっております。
・一括払い方式(75歳入居の場合):入居一時金6810万円・月額利用料(管理費・サービス費)14万円強。食費は実費精算で、1カ月・毎日3食注文の場合に5万円強。
・月払い方式:入居一時金1355万円・月額利用料(管理費・サービス費・月額賃料)46万円強。
どちらの場合も、入居一時金の中にケアレジデンスへの移行費用が含まれているということですが・・・高い!高いですねー。一括払いの場合、一時金が6,810万円とシャレにならない金額ですね。月払いの場合も月額利用料が46万円と多くの方の平均月収を軽く上回る設定になっております・・・。
成城という土地柄もあり、最高級かどうかは分かりませんが、高級シニア向け住居サービスであるのは間違いありませんね。そんなにお金がかかるなら、今からでも子作りを考える方もいるかもしれませんが、とは言え子供が必ず親の面倒を看てくれるわけではありませんし、それを期待して子育てをするのもあまり健全ではないように思います。
やはり老後のことを考えた、しっかりした人生設計が必要そうですね。
個人的には成城である必要はあまりないと思いますので、郊外を中心にもっとリーズナブルなこういうシニア向け住宅ができるといいと思いますね。地域経済の活性化にもつながりますし。
今、60代の「団塊の世代」が70代、80代になるともっとこういうサービスが増えてくるかもしれませんね。注目しておきたいと思います。
(編集部)