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2010年11月4日

<毎日JP>

家計に影響する行政サービスの差とは?


 家探しで見落としがちなのが、行政サービスという視点だ。土地建物の価格や家賃に目が向きがちだが、どこの自治体に住むかによって、生活全般にかかる費用が全く違ってくる。地方自治の時代、生活コストはどこまで差が出るのか。


   *


 全国の全市区の行政サービスが無料で比較できるウェブサイト「生活ガイド.com」(http://www.seikatsu‐guide.com/)。05年2月にでき、各自治体へのアンケートや公表データをもとに、約200項目を表にしている。今月末、最新の809市区のデータを掲載する。


 特徴は、自治体のデータを共通の物差しで比較できる点。各自治体のホームページはデータの単位もバラバラなので、サービスの良しあしが素人では判断できない。それを項目をそろえたり、独自の単位を設けて、誰でも見分けがつくようにした。現在、同様のサイトは他にない。


 運営するSBIライフリビング(本社・東京都渋谷区)の林口文彦・生活メディア事業部長によると、行政サービスに関心を持った方がいい層は子育て世代だ。教育や医療面のサービスの充実度によって、生活コストにかなり差がつく。


 同社がこのサイトについてまとめた新書「この街に住め!」(毎日コミュニケーションズ刊)で挙げた例を見ると、川一つ隔てた東京都江戸川区と千葉県市川市では、私立幼稚園に3年間通わせる費用の差が90万円にもなるという。


 どういう計算なのか。江戸川区は所得制限なく、「私立幼稚園等保護者負担軽減」事業として、保育料の補助金が園児1人当たり月額2万6000円支給される。さらに、入園料の補助金が8万円支給される。3年間の合計は101万6000円だ。私立でも公立幼稚園の月額保育料3000円で通えるよう、区の制度として75年に始まった。


 ところが、市川市には所得制限のない私立幼稚園保育料の補助金は年間3万5000円しかない。市独自の入園料の補助金はなく、3年間の合計は10万5000円。江戸川区との差は91万1000円にのぼる。


 市川市では公立幼稚園の保育料は月額1万円、私立は平均で月額2万2000円。「保護者は自治体による保育料の違いをよく知っていて、毎年補助金の値上げを要望される。近隣との格差は頭が痛い」と松永修巳・市川市議は話す。


 補助金は子育て世代の増加に役立っているのか。江戸川区の石塚幸治・子育て支援課長によると、既に国内全体が人口減少時代に突入し、実人数では区内の20〜30代も減少傾向にある。だが、新生児数は東京都内で最も多く、毎年6000〜6200人生まれ、区民の平均年齢(41歳)は都内で最も若い。


 昨年7月、パキスタンから江戸川区に一家で移り住んだ西川涼香さん(39)は、長男のアルマーヌ晃世ちゃん(4)を区内の私立幼稚園に通わせている。昨年11月、晃世ちゃんがプレスクールに通い出した時から、保育料の補助金が支給された。長女アリーナ遥ちゃんは生後5カ月で、区独自の乳児養育手当(所得制限あり)が、1歳になるまで毎月1万3000円支給される。


 転入時、晃世ちゃんは日本語が話せなかったが、入園後すぐに慣れた。着替えも自分でできるようになった。西川さんは「自立が早く、幼稚園に行かせて正解だった。保育料の補助金がなかったら、3年は通わせられず2年保育になったかなと思う。もう他の所には住めない」と話す。区内に子どもを遊ばせる公園が多いのも魅力で、今夏は幼稚園のお迎えの後に連日、近くの親水公園に来ていたという。


   *


 医療面でも差がある。江戸川区は、都の制度で子どもの医療費が中学卒業まで所得制限なく全額無料。市川市には自己負担があり、所得制限なしの助成は未就学児までだ。


 上下水道料金も、自治体ごとの差が大きい。このサイトでは、月に20立方メートル使用した場合(上水道は口径20ミリ)に統一して、各地の料金を載せている。昨年12月末現在、水道料金は最も安い山梨県笛吹市の一部地区で840円、最も高い兵庫県洲本市で7350円で、9倍近く差がある。下水道料金も同様で、最も安い埼玉県戸田市で756円、最も高い秋田県湯沢市の一部地区で7000円。差は9倍以上だ。


 林口さんは「店を選んで一円でも安い野菜を買うのと同じように、行政サービスの費用も街選びの時点で削れて、家計が助かる時代だ。生活コストを考えるという発想を皆に持ってもらえれば」と話す。


その土地の良さ、というのは住んでみないとなかなか分かりませんね。「住めば都」とは言いますが、さすがにそれは乱暴で、「住めば思っていたよりも良い場合もある」という程度だと思います。

また「住んでみたい街ランキング」がよく発表されていますが、「住んでみたい」ということは、実際にそこに住んでいない人が投票しているわけであまりアテになりません。都内で人気の常連といえば「吉祥寺」と「自由が丘」ということになりますが、ではそこに住んでいる人が、他のエリアに住んでいる人と比べて、ものすごーく満足しているかというと、あんまりそんな気はしないですね。おそらく。記者もそういった人気エリアに住んだことがありますが、取り立てて満足度が高い、ということはなかったですね。

吉祥寺であれば井の頭公園をはじめとした緑あふれる自然環境、自由が丘であればおしゃれなお店がたくさん集まった小粋な街並みが魅力、ということになりますかね。もちろん街がそういう個性を持っていることはとてもいいことですし、みんながあこがれる人気エリアに住むということは、おそらく自動的にあこがれてもらえるわけで、自分の自尊心には若干のプラスかもしれませんが、しかし、「住んでみたい街」ではなく「住んでみた街」の満足度というのは、おしゃれであるか、人気エリアであるか、といったことよりも、やはり利便性に左右される気がします。

利便性はライフスタイルによって変わってきますが、外せないのは鉄道やバスなどの公共交通機関の充実、ターミナル駅や都心部への近さ、スーパー・コンビニといったお店の数や営業時間、保育園・学校・教育施設の立地や充実度といった生活インフラ類でしょうね。その点では吉祥寺や自由が丘といった、やや郊外に位置する街よりは、より都心部のエリアの方が便利だと思いますし、住んでいる人の満足度も相対的に高いのではないでしょうか?

あくまで記者の主観ではありますが・・・。

そして利便性と並んで外せないポイントかもしれないのが、行政サービスの充実度でありまして、上記記事では自治体によるコストの差に着目しております。例として取り上げられているのが東京の江戸川区と千葉の市川市で、私立の幼稚園に通わせた場合、3年間で90万円の差が生まれるようです。90万円の差は大きいですねー。

私立の幼稚園に通わせるケースというのは決してマジョリティではないのかもしれませんが、公立の幼稚園の保育料も、記事によれば江戸川区3,000円に対し、市川市1万円ということなので、月7,000円、年間8万4,000円の差が出ることになります。

医療面でも、江戸川区は都の制度で子どもの医療費が中学卒業まで所得制限なく全額無料なのに対して、市川市には自己負担があり所得制限なしの助成は未就学児まで、ということのようです。もちろん、その分、税金が高ければ意味がないので、区民税や市民税なども調べないと公平に比較できないのかもしれませんが・・・。

では記者がしっかり行政サービスを比較して住む場所を選んでいるかと言うと全くそんなことはありませんが、江戸川区は「教育熱心な区」であり、いろいろな子育て支援サービスが充実していて、子育て世帯に人気である、というのは聞いたことがあります。具体的な根拠は聞いていないか、聞いていたとしても覚えていませんが、この記事でも江戸川区が取り上げられているところを見ると、本当にそうなのかもしれませんね。

住宅選びは物件の値段や間取り、広さ、交通の利便性など、物件のスペックに目を奪われがちですが、行政サービスの差についても着目したほうがいいのでしょうね。

また可能であればそこに住んでいる人の話も聞ければ心強いですね。今であれば掲示板やミクシィなどを利用すれば意外に簡単に入手できるかもしれませんね。便利な時代になったものです・・・。

(編集部)

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