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同調査は、「現在住んでいる間取り」と「今幸せか」の質問に対する結果をクロス集計し、ランキングしたもの。インターネットユーザー男女2381人に聞いた。
<編集部からのコメント>
「住めば都」という言葉のとおり、住んでみればその土地柄の良さが分かりますし、顔なじみが増えれば居心地も良くなるものと思います。
家も同様ですね。狭くても、古くても、永年住めば愛着もわくし、思い出が増えるごとにかけがえのない我が家になっていくのではないかと思います・・・が。
そんなマイホームでも幸せな間取りがあるようで、上記記事では調査の結果、幸せな人の間取りは4LDKで、不幸せな人の間取りは2DKということであります。本当ですか!?
記者が若かりし頃はいわゆる「団地」に住んだこともありますが、あの時の間取りは確か2DKだったと思います。では不幸せだったかと言うと・・・全然そんなことはなかったですね。まぁ、子どもだったので幸せも不幸せもありませんでしたが。
詳細な調査結果を探してみましたが、上記記事以上のものは発表していないようですね。記事から得られる情報を整理するとこういうことになります。
■幸せな人の間取り
1位:4LDK
2位:2LDK
3位:3LDK
■不幸せな人の間取り
1位:2DK
2位:1K
3位:3DK
間取りによって果たして人が幸せになったり不幸になったりするでしょうか?その可能性は0ではないのかもしれませんが、上記の通り記者の個人的体験に基づけば多分ないと思います。恐らく順番が逆で、幸せな人が4LDKだったり2LDKを購入すると考えた方がやはり自然でしょうね。
ちなみに幸せな人というのは一般的なイメージというのはどういうものでしょうか?ステレオタイプなイメージで恐縮ですがこんな感じですかね。
・愛する家族がいる
・健康である
・気の合う仲間がいる
・熱中できる趣味をもっている
・仕事が充実している
・社会的、経済的に成功している
他にもいろいろあるでしょうけれど、要約すればポイントは家族、自分、仕事の3つでしょうか。2つ目の「自分」はともかくとして、家族がいれば通常はリビングを重視した「○LDK」の間取りを選ぶでしょうし、仕事が上手くいっていればそれに比例して収入も多いと仮定すると、部屋数も多くなって「4LDK」になる、ということであれば分かるような気がします。
面白いのは、とは言え3LDKより2LDKの方が幸せな人が多かった点ですね。3LDKは住宅ローンに苦しむファミリー層が多く、2LDKはDINKSのような比較的余裕のある世帯のイメージになるのでしょうか?さすがにちょっとこじつけ感がありますが・・・。
とは言え、元の調査データを見ていないので、どこまで差が開いているのか分かりませんね。一応順位にすると上記のようになるのかもしれませんが、もしかすると幸せ1位と不幸せ1位にそこまで大きな差は開いていないかもしれませんし、幸せ1位の戻りでも結構、不幸せさんがいる、という笑えない状況かもしれません。
少なくとも間取りが幸せ・不幸せを左右する、ということはまずないと思います。残念ながら、不幸せな人が4LDKに住んでもやっぱり不幸せだし、一方で幸せな人が2DKに住んでもやっぱり幸せなのでしょうね。
なので当たり前ですが、あくまで自分たちのニーズに即した間取りを選べぶできであります。部屋数が多くても、結局その分、モノがあふれるだけ、という気もしますしね。参考になさってください。