※当サイトには広告リンクが含まれています。
<編集部からのコメント>
8月は世界の株式相場が大きく下がるなど、株式相場は荒れ模様となりました。日本の株価も大きく下落しましたね。日経平均もまだ9,000円割れ、という状況ですから、回復にはそれなりに時間がかかりそうです。
加えて円高も進み史上最高値となっておりますので、日本の株価にとっては更に苦しい状況であります。
今後の景気動向が気になるところではありますが、住宅ローンユーザーにとって不幸中の幸いは、株価が上がると通常は金利も下がるということですね。直近の長期金利の動向を見るとこうなっております。
やはり株価に同調するように8月は一段と下落しましたね。途中、1%を切る局面もありました。
そうした流れを背景に、メガバンクは9月の住宅ローンの3〜10年ものの金利を引き下げた、ということであります。住宅ローンを検討されている方には追い風となりそうです。
とは言いつつ、上記長期金利も足元では落ち着きつつあるように見えます。世界の株価も徐々に上昇し始めていますし、今後金利は、更に下がる可能性よりは、持ち直す可能性の方が高いような気がします。その点は注意が必要なのではないでしょうか。
ただ上昇すると言っても長期金利が現状の1.0%から1.2%に上がるとかそんなレベルだと思いますが・・・。日本の低金利構造は根深いので、大きく金利が上昇することは考えにくいですね。
その点では焦る必要はないと思います。