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[10月の住宅ローン金利予想]
固定金利タイプ、フラット35は下落へ
QE3の影響は11月以降?

このページでは、住宅ローンに関する各種ニュースや情報をご紹介します。今回取り上げるニュースはこちら。
2012年9月18日

長期金利は0.800%に低下


■長期金利グラフ(グラフ期間:1年)



<編集部からのコメント>

消費税の増税が決定され、にわかに活気づいているのが住宅市場ですね。先日、読売広告社都市生活研究所が実施した、5年以内にマンション購入意向のある人向けのアンケート調査によれば、8割以上の方が、消費税増税が住宅取得計画に「影響する・影響しそう」と答えたとのことです。

具体的にはその内の6割の方が「購入時期を変える・変えるかもしれない」とのことで、やはりそれなりの駆け込み需要が発生しそうですね。

実際、8月の首都圏のマンション供給は前年比17.3%増と増えているにも関わらず、契約率は80.5%と極めて高かったようです。この契約率は70%を超えると好調とされていますので、80%ということは「かなり好調」ということですね。

そうした消費者のマインドの変化を受けて、住宅着工件数も増えるとの見通しも発表されています。

記者からすれば何度も書いている通り、消費税は土地代にはかかりませんので、思ったほど増税の影響は少ないことに加え、増税時の2014年以降に予定されている住宅ローン減税の延長については、思い切った拡充が検討されているとの報道もあり、それほど焦る必要はないのでは?というスタンスであります。

場合によっては増税後に購入した方が結果としてオトクになる可能性もありますしね。

とは言いつつ大切なのは増税・減税云々より、自分や家族にとってベストな物件に出会えるかどうかでありまして、今後、上記の通り住宅市場が盛り上がってくるのであれば、住宅の供給量も増加し、より選択の幅が広がり、条件どおりの住宅が見つかる可能性も高まることになります。

こうした動きをうまく、より良いマイホーム選びに結びつけていければよいですね。

さて、そんなこれからマイホーム選びをされる方にとっても、既に住宅ローンを借りている方にとっても気になるのが住宅ローンの金利動向ですが、その動向に大きな影響を与えるかもしれない出来事が先週、アメリカで起こりました。

それは何かと言うと、アメリカの中央銀行であるFRBが、量的金融緩和第3弾、いわゆる「QE3」の実施を決定し、即日実施したのですね。金融緩和と言われてもピンと来ない方は多いと思いますが、要は金融市場に米ドルをさらに大量に供給することを決めたのです。

これにより金融市場に米ドルがあふれるわけですが、その結果何が起こるかといえば、まず金利が下がります。日本でもそうですが、お金が余れば金利は下がるのが常ですね。

また、あふれた資金が流れ込むことや、金利が低下すれば企業の利益も増えることから株価が上がります。さらに米ドルの価値が下がりますので円高米ドル安へとつながっていきます。

もちろんQE3はあくまでアメリカの金融政策ですが、しかし金融市場は完全につながっていますからね。当然、日本の金利にも影響してきます。アメリカの金利が下がれば、日本の金利もやはり下がります。

加えて、アメリカの金融緩和によって円高となれば、日銀も対抗して金融緩和を行い、急激な円高を食い止める必要が出てきます。仮にそうなれば、今度は日本の金融市場でも日本円がさらに余ることになるので、直接的に日本の金利が下がることになりますね。

そんなわけで「風が吹けば桶屋が儲かる」という話ではないですが、アメリカの金融緩和=QE3によって、ただでさえ低い日本の金利がさらに低下する可能性は結構高いですね。上記、長期金利のグラフではまだそれほどハッキリ金利の低下傾向は出ていませんが、早晩、さらなる金利の低下が起こるのではないでしょうか?要注目です。

ちなみに過去10年間の長期金利の推移をチェックしておくと以下の通りです。



引き続き歴史的な低金利ということですね。住宅ローンの新規借り入れや借り換えを検討されている方は、こうした金利環境をうまく生かしていっていただければと思います。

ここでいつものように、早めに来月の金利を発表しているソニー銀行の住宅ローン金利を、9月と10月で比較するとこういうことですね。

ソニー銀行住宅ローン金利

・変動金利 : 0.872% → 0.872% (変わらず)
・10年固定 : 1.681% → 1.658% (▲0.023%下落)
・20年固定 : 2.335% → 2.324% (▲0.011%下落)
・30年固定 : 2.448% → 2.438% (▲0.010%下落)

確かに固定金利タイプは▲0.01%〜▲0.02%下落しています。しかしこれはQE3を受けての下落というよりは8月以降の長期金利の低下を反映したものですね。

今後、筆者の予想通り長期金利が低下していくことになれば、10月ではなく、むしろその次の11月の金利に影響してくる、ということかもしれません。住宅ローン金利についても、焦らず、じっくり、今後の金利動向を見守っていただければと思います。

一方で。

多くの住宅ローン利用者の方が検討されている変動金利タイプについては、すでに市場の金利が日銀の誘導もありほぼ0%まで下がっており、来月も変化はなさそうです。

実際、ソニー銀行も変動金利タイプの金利については上記の通り変化なしですね。毎回書いておりますが、「長期金利が多少上下しても、変動金利が変動する可能性は少ない」点は頭の片隅に入れておいていただければと思います。

皆さまが満足の行く住宅ローンに出逢えることを祈っております!

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