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住宅ローン関連ニュース:
住宅ローン需要が過去最低!?日銀調査より
今後の見通しは?

このページでは、住宅ローンに関する各種ニュースや情報をご紹介します。今回取り上げるニュースはこちら。
2014年7月24日

マイナビニュース

4〜6月「銀行貸し出し」、個人向けが最大の下げ幅--住宅ローン需要は過去最低




※抜粋

<編集部からのコメント>

先日も同じことを書きましたが、6月に入ってから当サイトへのトラフィックなどが好調に推移しておりまして、いよいよ消費税増税後の「反動減」が終了し、住宅市場も住宅ローン市場も底入れされてきたのかな、と感じていたのですが・・・実態は全く違っていたようです。

住宅市場に関する各種統計データを見ても、住宅需要・供給のいずれも弱い状態が続いているようですね。まるっきり読みを外してお恥ずかしい限りです・・・。

ちなみに住宅市場に関してはさまざまな会社・団体が調査を実施していますので豊富なデータがあります。注文住宅メーカーの大手は上場していますので、そうした会社の財務情報からも住宅市場の実情が浮き彫りになりますね。

一方で、なかなかそうしたデータがないのが住宅ローンです。

もちろん住宅ローンの新規借入は住宅市場と連動していますので、住宅市場の動きから類推することができますが、今、需要が拡大しつつあるのは住宅ローンの借り換えの方ですね。こちらは正確なデータはあまりありません。

住宅ローンの全体像を把握するものとしては住宅金融支援機構が公表している「業態別住宅ローンの新規貸出額及び貸出残高の推移」がありますが、こちらは6ヶ月遅れになっていてタイムリーさに欠けます。

そんなわけで記者は冒頭ご案内しているように当サイトでのトラフィックやクリックデータなどから、住宅ローン市場でのおおよその動きを感じ取ってきたわけですが・・・上記記事にもあるとおりそんなことをしなくても、日本銀行が3ヶ月ごとに発表している「資金需要判断指数」を見れば、もっと客観的に把握できるようですね!

全く知りませんでした・・・。

では具体的にこの指数と、中でも個人向けのローン需要がどうなっているかというとこうなります。



確かに「□」で表されている個人向けの資金需要が2014年1〜3月期と比較すると4〜6月期でドスンと大きく下がったことが分かります。具体的には前回が+20だったのに対して、今回は−10と一気に30も減少したわけですね。上記記事にもあるとおり、この下げ幅は「過去最大」ということのようです。

この指数は「増加」と答えた銀行の割合から、「減少」と答えた銀行の割合を引いて算出しているようですが、この4−6月期の個人向け貸し出し需要に関する回答結果はこのような割合となっているようです。

・増加   :  2%
・やや増加 : 10%
・横ばい  : 58%
・やや減少 : 26%
・減少   :  4%

「増加」と答えている銀行より、「減少」と答えている銀行の方が圧倒的に多いですね!

ちなみにこの指数の値としては2009年の方がもっと低いように見えますが、一方「住宅ローン需要」に絞ると今回の調査ではマイナス17ということで、こちらは指数の値としても「過去最低」となったようですね。

恐るべし、消費税・・・。

ということで住宅ローンと消費者ローンに分けた資金需要の推移はこうなっています。



底が割れたかのような下落ですね!フリーフォール状態です。銀行の現場からすれば資金需要が「瞬間蒸発」したかのような感覚にとらわれたのかもしれません。

ちなみに住宅ローンに関する回答割合はこういうことのようです。

・増加   :  0%
・やや増加 :  8%
・横ばい  : 58%
・やや減少 : 26%
・減少   :  8%

こちらは「やや増加」を除けば、「増加」と回答した銀行はゼロという惨憺たる結果と言えます。

しかしながら、今回の下落の原因が消費税増税という一過性のものであることは間違いなく、落ち着いてくれば当然、需要は再度高まることになります。そんなわけで「今後3ヶ月において個人向けローンの需要がどのようになると見通しているか」という質問に対してはこのようになっています。

・増加   :  0%
・やや増加 : 12%
・横ばい  : 80%
・やや減少 :  8%
・減少   :  0%

つまり全体的にはマイナスからプラスに転じると予想しているわけですね。多少の希望的観測は入っているものとは思いますが、概ね納得感のあるレベル感ではないでしょうか。

また、気になる「今後3ヶ月において個人向けローンの貸し出し運営スタンスをどのように変化させるか」という質問に対してはこのようになっています。

・積極化    : 10%
・やや積極化 : 6%
・ほぼ不変   : 84%
・やや慎重化 : 0%
・慎重化    : 0%

つまりほとんどの銀行がこれまでの貸し出し姿勢を維持することに加え、16%の銀行についてはより積極化させるとのことで、言い換えれば「慎重化する」と答えた銀行はゼロなわけですね!

金利の低下傾向に並んで、こうした銀行の貸し出しに対する積極姿勢も、住宅ローン利用者からすれば力強い後押しとなってきます。ぜひ積極的に活用してみてはいかがでしょうか。

いずれにしても住宅ローンの需要が高まるときよりは、縮小するときの方が、貸し出し競争が過熱するわけで、相対的に住宅ローン利用者の恩恵は拡大しそうです。

実際、もうこれ以上下がらないと思えた住宅ローン金利が最近さらに下がってきており、こうした銀行の貸し出し姿勢の積極化が端的にうかがえます。ありがたいことですね。

>> 最新の住宅ローン金利比較

この日銀調査は3ヶ月に1回公表されるようですので、3ヶ月後にこの指数がどのように変化しているのかチェックしてみたいと思います。

参考になさってください。


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