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毎月大体残り3営業日くらいになってくると、各種報道によって翌月の大手銀行の金利が分かってきます。そこでそうした情報をわかりやすくまとめていきたいと思います。
ちなみに、すでに1月の住宅ローン金利の全体的な予測については以下の通りご案内しております。
>>>[2017年1月の住宅ローン金利予想]
据え置きor+0.1%程度上昇 ただし市場金利動向に注意
1月の住宅ローン金利は「据え置き、もしくは+0.1%程度上昇」と予想しました。
次に1月のフラット35の金利については以下の通り予測しております。
>>>[2017年1月のフラット35金利予想]
前月比+0.07% フラット35表面金利1.17%?
まとめるとこうですね。
・フラット20金利 : 1.03% → 1.11% (+0.08%上昇)
・フラット35金利 : 1.10% → 1.17% (+0.07%上昇)
こちらも多少上昇すると予想しております。
では本題に戻って報道内容をまとめていくと、まず大手銀行のプライスリーダーである三菱UFJ銀行の金利はこういうことになります。
◆三菱UFJ銀行の2017年1月の住宅ローン金利(表面金利)
・変動金利 : 0.875% → 0.875% (据え置き)
・10年固定 : 0.600% → 0.650% (+0.05%上昇)
・20年固定 : 2.650% → 2.750% (+0.10%上昇)
変動金利は「据え置き」、10年固定金利は「+0.05%上昇」、20年固定金利は「+0.10%上昇」ということですね。
長期金利については上記グラフの通り、トランプラリーの影響もありジワジワ上昇しているわけで、固定金利は「上昇して当然」という状況にあります。その点では市場金利の動向に合わせた素直な金利設定ということなのでしょうね。
こうした動きからすると当サイトの予測=「据え置き、もしくは+0.1%程度上昇」はいかがでしょう?「据え置き」の動きがないと「外れ」ということになるのでしょうか・・・。
1日に1月の金利が出そろうと思いますので、改めてチェックしてみたいと思います。
なお上記は表面金利であり保証料(+0.2%)込みではこのようになります。
◆三菱UFJ銀行の2017年1月の住宅ローン金利(実質金利)
・変動金利 : 1.075% → 1.075% (据え置き)
・10年固定 : 0.800% → 0.850% (+0.05%上昇)
・20年固定 : 2.850% → 2.950% (+0.10%上昇)
次にみずほ銀行の1月の金利はこうなっています。こちらは最初から保証料(+0.2%)込みの実質金利でいきましょう。
◆みずほ銀行の2017年1月の住宅ローン金利(実質金利)
・変動金利 : 1.275% → 1.275% (据え置き)
・10年固定 : 1.450% → 1.500% (+0.05%上昇)
こちらも10年固定金利については素直に「+0.05%上昇」ということですね。
最後に人気の住信SBIネット銀行の金利は、親銀行である三井住友信託銀行の金利を当てはめるとこのような予想です。
◆住信SBIネット銀行の2017年1月の住宅ローン金利(実質金利)
・変動金利 : 0.497%〜0.568% → 0.497%〜0.568% (据え置き)
・10年固定 : 0.560% → 0.610% (+0.05%上昇)
>>>住信SBIネット銀行の最新金利はこちら
こちらも「+0.05%上昇」ということですね。ただしあくまで予想ですのでご留意ください。
なお住信SBIネット銀行の「借り換え」向けの変動金利はこのようになっています。
◆住信SBIネット銀行の2017年1月の住宅ローン金利(実質金利)
・変動金利(借り換え) : 0.497% → 0.497% (据え置き)
数多くある住宅ローン金利の中でも最低水準ですね!借り換えを検討されている方は要チェックです。
いずれにしても1月の住宅ローン金利はどうやら「変動金利は据え置きも、固定金利は概ね+0.05%〜+0.10%程度上昇」ということになりそうです。
ではここで2015年1月からの長期金利と上記銀行の10年固定金利の変遷を振り返るとこのようになります。
概ね連動している、ということですね。参考になさってください。
みなさんが来月も最高の住宅ローンに出逢えることを祈っております。
<日本住宅ローンプランニング編集部>