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毎月月末近くになってくると、各種報道によって翌月の大手銀行の金利が分かってきます。そこでそうした情報をわかりやすくまとめていきたいと思います。
ちなみに、当サイトでは2月の住宅ローン金利について以下の通り予測しました。
>>>[2018年2月の住宅ローン金利予想]
利上げ銀行は少なく、基本据え置き
タイトル通りですが2月の住宅ローン金利は「長期金利に合わせて金利を引き上げる銀行は少なく、概ね据え置き」と予想しました。
次に2月のフラット35の金利については以下の通り予測しました。
>>>[2018年2月のフラット35金利予想]
前月比+0.04% フラット35表面金利1.40%?
まとめるとこうですね。
・フラット20金利 : 1.30% → 1.34% (+0.04%上昇)
・フラット35金利 : 1.36% → 1.40% (+0.04%上昇)
こちらは先行して発表した金融機関によれば、2月のフラット35/20はこういうことのようです。
・フラット20金利 : 1.30% → 1.32% (+0.02%上昇)
・フラット35金利 : 1.36% → 1.40% (+0.04%上昇)
>>>[速報!2018年2月のフラット35金利]
フラット35=1.40%、フラット20=1.32%
フラット35は当たりましたが、フラット20は微妙に外してしまいました・・・なかなかピッタリ当たりませんね・・・残念です。
では本題に戻って2月の住宅ローン金利情報をまとめていくと、まず大手銀行のプライスリーダーである三菱UFJ銀行の金利はこういうことになります。
◆三菱UFJ銀行の2018年2月の住宅ローン金利(表面金利)
・変動金利 : 0.775% → 0.775% (据え置き)
・10年固定 : 0.750% → 0.800% (+0.05%上昇)
変動金利は「据え置き」である一方、10年固定金利は「+0.05%上昇」ということですね。
10年固定金利を先月まで4ヶ月連続で据え置いてきた三菱UFJ銀行ですが、来月はついに金利引き上げということです。わざわざ需要期である2月に引き上げることもない気がしますが・・・。
なお上記は表面金利であり保証料(+0.2%)込みではこのようになります。
◆三菱UFJ銀行の2018年2月の住宅ローン金利(実質金利)
・変動金利 : 0.975% → 0.975% (据え置き)
・10年固定 : 0.950% → 1.000% (+0.05%上昇)
他の大手銀行が追随するのかどうか気になるところですが、みずほ銀行の2月の金利はこうなっています。こちらは最初から保証料(+0.2%)込みの実質金利でいきましょう。
◆みずほ銀行の2018年2月の住宅ローン金利(実質金利)
・変動金利 : 0.800% → 0.800% (据え置き)
・10年固定 : 0.975% → 0.975% (据え置き)
こちらは変動金利・10年固定金利ともに「据え置き」ということで、三菱UFJ銀行と対応が分かれました。
最後に当サイトで人気の住信SBIネット銀行の金利はこうなります。
◆住信SBIネット銀行の2018年2月の住宅ローン金利(実質金利)
・変動金利 : 0.439%〜0.457% → 0.439%〜0.457% (据え置き)
・10年固定 : 0.720% → 0.770% (+0.05%上昇)
>>>住信SBIネット銀行の最新金利はこちら
こちらは変動金利は「据え置き」である一方で、三菱UFJ銀行と同じく10年固定金利については残念ながら「+0.05%上昇」となっています。
そうしたわけで2月の住宅ローン金利は今のところ、「固定金利についてはおおむね+0.05%程度引き上げ」ということになりそうです。
予想としては上記の通り「長期金利に合わせて金利を引き上げる銀行は少なく、概ね据え置き」としたわけですが、これまたハズレということになりそうですね・・・長期金利が思ったより上昇してしまいました。言い訳ですが・・・。
なお、すでに2月の住宅ローン金利が発表されておりますので、上記3銀行の2月の金利は確定です。
ではここで2015年1月からの長期金利と上記銀行の10年固定金利の変遷を振り返るとこのようになります。
2017年は違和感だらけだった三菱UFJ銀行の金利もようやく自然な動きになってきました。
みなさんが2月も最高の住宅ローンに出逢えることを祈っております。
<日本住宅ローンプランニング編集部>