最新の
今、最も人気の住宅ローンをご紹介します。
※当サイトには広告リンクが含まれています。

■トップページ > 住宅関連ニュース > 詳細記事

今月、最も金利の低い住宅ローンはどこ? 最新の住宅ローン金利比較はこちら

住宅ローン お役立ちコンテンツ

住宅ローン関連ニュース:
マンション購入 過去10年で価格、年収、住宅ローン借入額はどう変化?

このページでは、住宅ローンに関する各種ニュースや情報をご紹介します。
2018年3月19日

いつもご案内しているようにこの数年で大きく上昇しているのがマンション価格です。国土交通省の住宅価格指数はこのようになっています。



昨年の秋にやや上昇が一服する局面もありましたが、足元では再び上昇トレンドとなっています。「住宅地」や「戸建て住宅」は安定していますので余計にこうした独歩高が奇異に映りますね・・・。

当然、マンション購入者の方々の購入価格や自己資金、そして住宅ローン借入額も増えているものと思いますが、では実際にどれくらい増加しているのでしょうか?ちょうどリクルートが「2017年首都圏新築マンション契約者動向調査」を発表していますのでその中身をチェックしたいと思います。まず「首都圏新築マンション」の平均購入価格はこのようになっています。



10年前の2008年は3,961万円で、2017年は5,452万円となっており、実に1,491万円も増えていることが分かります。比率にすれば+38%ということですね!いやはや・・・。

とすると当然、求められる年収も高まるわけで、世帯年収はこのように変化しているようです。



2008年が737万円で、2017年が944万円ですから、もはや首都圏の新築マンションは年収1,000万円近くの世帯が購入するものになっているわけですね。新築マンションの駐車場に高級車が並んでいるのも当然ということです・・・実際にチェックしたわけではありませんが。

とは言いつつ長引く「0%成長経済」の下では給料はそう簡単には上がりません。そうした中、上記の通り新築マンション購入者の世帯年収が順調に上昇している背景はこれですね。



共働きの比率が明確に上昇しているわけですね!2008年の共働き率は39.9%だったものが、2017年には56.8%まで増加しています。ざっくり1.5倍になっている計算です。

今時の平均年収は400万円前後でしょうか?首都圏だともう少し高いと思いますので、確かに共働きをすれば数字の上では上記世帯年収の平均である944万円というのも十分可能になってきます。

言い換えれば住宅ローンを完済するまでは何が何でも共働きを続けないといけないということですが、記者は女性が働くことに賛成ですし、そうした世帯が増えれば社会的な支援体制もさらに広がっていくでしょうし、何より新築マンション購入者がみんな同じようなライフスタイルだとすると、共同生活もよりスムーズになる気がします。

そう考えると新築マンション購入者は共働き世帯が中心となるのは悪いことではなさそうですね。負担を分かち合う方が夫婦仲も良くなりそう・・・というのはさすがに理想論かもしれませんが。

そうしたわけで、価格面からも収入面からも自己資金が増えるのは必然ですが、具体的な数値はこのようになっています。



2008年は926万円で、2017年は1,214万円ですから、やはり300万円近く増えているわけです・・・が。

上記の通りマンション購入価格は約1,500万円も増えているわけですから、自己資金の+300万円では全く足りません。その帳尻は当然、住宅ローンで合わせることになるわけで、住宅ローン借入額はこのように変化しています。



2008年は3,186万円で、2017年は4,568万円ですから、+1,382万円ということでマンションの購入価格上昇に準じて住宅ローン借入額も大きく増加していることが分かります。

また、年収はここまで大きく増加していませんので、借入負担は徐々に増加しているということですね。確かに住宅ローン金利は相応に低下しているわけですが・・・これから新築マンションを購入しようとされる方はこうした過去の推移もチェックした上で、冷静にその借り入れ負担の是非を検討していただければと思います。

なお、ここまでが「首都圏新築マンション」の話でしたが、リクルートは同時に「2017年関西圏新築マンション契約者動向調査」も発表しておりますのでこちらも簡単に内容をチェックしたいと思います。まず「関西圏新築マンション」の平均購入価格の推移はこう。



2008年が3,286万円で、2017年が4,060万円ということですから、やはり相応に増加しています。

次に住宅ローン借入額の推移はこうなっています。



2008年が2,625万円で、2017年が3,512万円ということですから、こちらも大きく増加していますね!

そうしたわけで繰り返しになりますが、これからマンション購入を検討されている方は、返済計画が無理のないものかどうか冷静にご判断いただければと思います。

上記の通り、全体的には「住宅地」や「戸建て住宅」は値上がりしていないようですので、マンション以外を検討するというのも手ですね。共働き家庭だと、立地の面からもマンションの方が便利なのでしょうけれど・・・。

参考になさってください。

<日本住宅ローンプランニング編集部>

今月、最も金利の低い住宅ローンはどこ? 最新の住宅ローン金利比較はこちら

PAGE TOP

住宅ローン お役立ちコンテンツ

トップページ
New! 2024年12月の住宅ローン金利比較・ランキング
New! 2024年12月のフラット35金利比較・ランキング
住宅ローン金利推移と住宅ローン金利動向について
住宅ローンシミュレーション(シュミレーション)について
住宅ローン審査の9大基準 落ちた理由は?対策は?
最新住宅関連ニュース :
住宅ローンの基本 :
地価動向について
住宅ローン減税/住宅ローン控除について

PAGE TOP

住宅ローン お役立ちリンク

引越し業者一括見積もり
トップページ