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※住信SBIネット銀行の5月の金利を訂正いたします。申し訳ありません。
毎月月末近くになってくると、各種報道によって翌月の大手銀行の金利が分かってきます。そこでそうした情報をわかりやすくまとめていきたいと思います。
ちなみに、当サイトでは5月の住宅ローン金利について以下の通り予測しました。
>>>[2018年5月の住宅ローン金利予想]
±0.01%程度の動きはあっても概ね据え置き
タイトル通りですが5月の住宅ローン金利は、「わずかな金利変動はあり得るものの概ね据え置き」と予測しました。
そのあり得るかもしれない「わずかな金利変動」の中身は市場金利の動きに準じて「10年固定金利はわずかに上昇、20年・30年固定金利はわずかに下落」ということですね。
次に5月のフラット35の金利については以下の通り予測しました。
>>>[2018年5月のフラット35金利予想]
前月比据え置き フラット35表面金利1.35%?
具体的にはこうですね。
・フラット20金利 : 1.30% → 1.31% (+0.01%上昇)
・フラット35金利 : 1.35% → 1.35% (据え置き)
では実際にはどうかと言うと、先行して発表した金融機関によれば5月のフラット35/20はこういうことのようです。
・フラット20金利 : 1.30% → 1.30% (据え置き)
・フラット35金利 : 1.35% → 1.35% (据え置き)
>>>[速報!2018年5月のフラット35金利]
フラット35=1.35%、フラット20=1.30%
フラット35の金利は当たりましたが、いつものようにフラット20の金利は微妙に外してしまいました・・・残念です。
では本題に戻って5月の住宅ローン金利情報をまとめていくと、まず大手銀行のプライスリーダーである三菱UFJ銀行の金利はこういうことになります。
◆三菱UFJ銀行の2018年5月の住宅ローン金利(表面金利)
・変動金利 : 0.775% → 0.775% (据え置き)
・10年固定 : 0.800% → 0.800% (据え置き)
どちらも据え置きということですね。今回は納得感があります。
なお上記は表面金利であり保証料(+0.2%)込みではこのようになります。
◆三菱UFJ銀行の2018年5月の住宅ローン金利(実質金利)
・変動金利 : 0.975% → 0.975% (据え置き)
・10年固定 : 1.000% → 1.000% (据え置き)
他の大手銀行が追随するのかどうか気になるところですが、みずほ銀行の5月の金利はこうなっています。こちらは最初から保証料(+0.2%)込みの実質金利でいきましょう。
◆みずほ銀行の2018年5月の住宅ローン金利(実質金利)
・変動金利 : 0.825% → 0.825% (据え置き)
・10年固定 : 0.950% → 1.000% (+0.05%上昇)
こちらは、10年固定金利は「+0.05%上昇」ということですね!確かに長期金利はわずかながら上昇していますが、結果的にメガバンク内で5月の住宅ローン金利に差が出来てくることになります。
最後に当サイトで人気の住信SBIネット銀行の金利はこうなります。
◆住信SBIネット銀行の2018年5月の住宅ローン金利(実質金利)
・変動金利 : 0.439%〜0.457% → 0.439%〜0.457% (据え置き)
・10年固定 : 0.740% → 0.760% (+0.02%上昇)
>>>住信SBIネット銀行の最新金利はこちら
こちらも10年固定金利をわずかに引き上げですね。長期金利の動きをそのまま反映させたものと言えそうです。
そうしたわけで5月の住宅ローン金利は今のところ、「概ね据え置きも、わずかに金利上昇の動きあり」と言った感じでしょうか。
予想としては上記の通り「わずかな金利変動はあり得るものの概ね据え置き」としたわけですが、こちらは当たるでしょうか?金利上昇の動きがどこまで広がるかがポイントとなりそうです。
なお、すでにこれら3銀行の5月の住宅ローン金利は発表されておりますので確定です。
ではここで2015年1月からの長期金利と上記銀行の10年固定金利の変遷を振り返るとこのようになります。
2017年は違和感だらけだった三菱UFJ銀行の金利もようやく自然な動きになってきました。
一方、住信SBIネット銀行の金利がジワジワ上昇しているように見える点は気になりますね。それでも相対的に低金利であるのは間違いありませんが。
みなさんが5月も最高の住宅ローンに出逢えることを祈っております。
<日本住宅ローンプランニング編集部>