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毎月月末近くになってくると、各種報道によって翌月の大手銀行の金利が分かってきます。そこでそうした情報をわかりやすくまとめていきたいと思います。
ちなみに、当サイトでは7月の住宅ローン金利について以下の通り予測しました。
>>>[2018年7月の住宅ローン金利予想]
ほぼ据え置き ボーナス時期の競争に期待!
7月の住宅ローン金利は、「概ね据え置きになる」と予測しました。
ただ、夏のボーナスが支給されるというタイミングで積極的に金利を引き下げてくる銀行が出てくるかどうかという点には注目しています。
次に7月のフラット35の金利については以下の通り予測しました。
>>>[2018年7月のフラット35金利予想]
前月比−0.03% フラット35表面金利1.34%?
具体的にはこうですね。
・フラット20金利 : 1.31% → 1.29% (−0.02%低下)
・フラット35金利 : 1.37% → 1.34% (−0.03%低下)
では実際にはどうかと言うと、先行して発表した金融機関によれば7月のフラット35/20はこういうことのようです。
・フラット20金利 : 1.31% → 1.29% (−0.02%低下)
・フラット35金利 : 1.37% → 1.34% (−0.03%低下)
>>>[速報!2018年7月のフラット35金利]
フラット35=1.34%、フラット20=1.29%
今回は久しぶりにフラット20の金利もフラット35の金利もピタリと当たりました。良かったです・・・。
では本題に戻って7月の住宅ローン金利情報をまとめていくと、まず大手銀行のプライスリーダーである三菱UFJ銀行の金利はこういうことになります。
◆三菱UFJ銀行の2018年7月の住宅ローン金利(表面金利)
・変動金利 : 0.775% → 0.775% (据え置き)
・10年固定 : 0.850% → 0.850% (据え置き)
長期金利は先月のこの時期と比較すると奇しくも同値となっていますが、三菱UFJ銀行の金利も据え置きということですね。
なお上記は表面金利であり保証料(+0.2%)込みではこのようになります。
◆三菱UFJ銀行の2018年7月の住宅ローン金利(実質金利)
・変動金利 : 0.975% → 0.975% (据え置き)
・10年固定 : 1.050% → 1.050% (据え置き)
他の大手銀行が追随するのかどうか気になるところですが、みずほ銀行の7月の金利はこうなっています。こちらは最初から保証料(+0.2%)込みの実質金利でいきましょう。
◆みずほ銀行の2018年7月の住宅ローン金利(実質金利)
・変動金利 : 0.825% → 0.825% (据え置き)
・10年固定 : 1.000% → 1.050% (+0.05%上昇)
こちらは、意外にも10年固定金利について「+0.05%上昇」ということですね。長期金利に大きな動きはありませんので、「三菱UFJ銀行の金利に合わせた」という意図かもしれません。
最後に当サイトで人気の住信SBIネット銀行の金利はこうなります。
◆住信SBIネット銀行の2018年7月の住宅ローン金利(実質金利)
・変動金利 : 0.428%〜0.457% → 0.428%〜0.457% (据え置き)
・10年固定 : 0.810% → 0.810% (据え置き)
>>>住信SBIネット銀行の最新金利はこちら
こちらもやはり据え置きということですね。
そうしたわけで7月の住宅ローン金利は今のところ、「概ね据え置き」と言うことで良さそうです。ただし繰り返しになりますが、夏のボーナスが支給されるというタイミングで積極的に金利を引き下げてくる銀行が出てくるかどうかという点には注目しています。
なお、すでにこれら3銀行の7月の住宅ローン金利は発表されておりますので確定です。
ではここで2015年1月からの長期金利と上記銀行の10年固定金利の変遷を振り返るとこのようになります。
2017年は違和感だらけだった三菱UFJ銀行の金利もようやく自然な動きになってきました。
一方、住信SBIネット銀行の金利がジワジワ上昇しているように見える点は気になりますね。それでも相対的に低金利であるのは間違いありませんが。
みなさんが7月も最高の住宅ローンに出逢えることを祈っております。
<日本住宅ローンプランニング編集部>