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7月も末日が近づき、一部の金融機関では8月のフラット35/20の金利を発表しております。今月(7月)と比較して8月の金利はこのようになるようです。
・フラット20金利 : 1.29% → 1.29% (据え置き)
・フラット35金利 : 1.34% → 1.34% (据え置き)
来月は据え置きということですね。
ちなみにこのフラット35/20の金利のベースとなる住宅金融支援機構債の金利は、今月はこのように決まりました。
・0.39% → 0.39% (据え置き)
来月のフラット35/20の金利は、わずかに低下となった機構債の金利と歩調を合わせたということになります。
ところで当サイトの8月のフラット35/20の金利予想はこうでした。
・フラット20金利 : 1.29% → 1.29% (据え置き)
・フラット35金利 : 1.34% → 1.34% (据え置き)
>>>[2018年8月のフラット35金利予想] 前月と変わらず フラット35表面金利1.34%?
前回に引き続き今回もピタリと当たりました!たまにはそういうこともあるんですね。
なお足元の長期金利はこのように推移しています。
2017年以降落ち着いて推移していることが分かります。これは日銀のイールドカーブコントロールによって長期金利の「上限」がおおむね0.1%となるよう管理されているからですね。上記の通り来月のフラット35/20が据え置きとなったことからも分かるように、今後の金利上昇を過度に警戒する必要はなさそうです。
金融市場では長期金利の誘導目標が多少引き上げられるのでは?という見通しが根強いですが、その場合でも0.1%だったものが0.2%になるといった程度の変化かと思います。だとすると大勢に影響はありません。
これまでの長期金利とフラット35/20の金利推移はこのようになっています。
2017年10月には制度変更によりフラット35/20の金利が表面上上昇しましたが、フラット35/20の金利も、機構債の金利も、長期金利にリンクしていることから、日銀によるイールドカーブコントロールが続く限り落ち着いて推移していくことになりそうです。
参考になさってください。
<日本住宅ローンプランニング編集部>