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9月も末日が近づき、一部の金融機関では10月のフラット35/20の金利を発表しております。今月(9月)と比較して10月の金利はこのようになるようです。
・フラット20金利 : 1.31% → 1.33% (+0.02%上昇)
・フラット35金利 : 1.39% → 1.41% (+0.02%上昇)
来月はどちらも残念ながらわずかに上昇するということですね。2ヶ月連続上昇ということになります。
ちなみにこのフラット35/20の金利のベースとなる住宅金融支援機構債の金利は、今月はこのように決まりました。
・0.44% → 0.47% (+0.03%)
来月のフラット35/20の金利は、わずかに上昇となった機構債の金利と歩調を合わせたということになります。
ところで当サイトの10月のフラット35/20の金利予想はこうでした。
・フラット20金利 : 1.31% → 1.34% (+0.03%上昇)
・フラット35金利 : 1.39% → 1.42% (+0.03%上昇)
>>>[2018年10月のフラット35金利予想] 前月比+0.03% フラット35表面金利1.42%?
うーん今回はフラット35もフラット20も微妙に外しましたね・・・残念です。
なお足元の長期金利はこのように推移しています。
2017年以降落ち着いて推移していることが分かります。これは日銀のイールドカーブコントロールによって長期金利の「上限」がおおむね0.1%となるよう管理されてきたからですね。
7月末には日銀の金融政策の修正があり、長期金利の「上限」は0.2%に引き上げられてしまいましたが、それでも依然として超低金利であることに変わりはありません。当面はフラット35/20住宅ローンの「借り時」が続きそうです。
一方、今のところ長期金利は0.115%にとどまっており、「上限」引き上げ後もまださほど上昇していない点を踏まえれば「長期金利が0.2%に到達する前に借りてしまおう」という考え方もあるかもしれませんね。
これまでの長期金利とフラット35/20の金利推移はこのようになっています。
2017年10月には制度変更によりフラット35/20の金利が表面上上昇しましたが、フラット35/20の金利も、機構債の金利も、長期金利にリンクしていることから、日銀によるイールドカーブコントロールが続く限り、今回の「上限」変更のように多少の金利上昇はあっても全体的には落ち着いて推移していくことになりそうです。
参考になさってください。
<日本住宅ローンプランニング編集部>