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年収・融資率・返済負担率別の住宅ローン金利型ランキング 機構調査2019年6月版

このページでは、住宅ローンに関する各種ニュースや情報をご紹介します。
2018年7月29日

先日のコラムでは、6月に発表された住宅金融支援機構の「民間住宅ローン利用者の実態調査」から金利タイプランキングをご案内しました。

>>>最新の住宅ローン金利タイプランキングは?住宅金融支援機構の実態調査2019年6月版



変動型の人気が高まっているという結果でしたね。

また年収別の金利タイプランキングはこうなりました。

>>>住宅ローンの金利タイプの人気度合い、年収毎にどう違う?



「意外にも」なのか「当然」なのかは分かりませんが、「年収が高いほど変動型のシェアが高まる」という結果でした。

ただそうは言いつつ、世帯年収400万円以下の方も半分以上の方が変動型を選んでおり、「変動型人気」はどの年収帯でも共通ではありますが。

今回は残る、融資率・返済負担率別の住宅ローン金利タイプランキングをチェックしたいと思います。まず融資率別はこう。



融資率とは、「物件の購入価格に対して何割くらいの住宅ローンを組むのか」という割合で、当然ながら数字が低ければ低いほど自己資金の比率が高いわけですから優秀ということになりますが、60%以下、つまり自己資金の割合が4割を超えてくると有意に変動型のシェアが高まりますね。

こちらも「余裕がある人ほど変動型を好む」という結果になっていることが分かります。

一方で、「80%以下〜70%以下」、つまり自己資金の割合が2割〜3割の人は全期間固定型のシェアが相対的に高いですね。

もしかするとこの層は「コツコツ自己資金を貯めた方々」であり、選ぶ金利タイプもやや安全志向なのかもしれません。

それでも6割近い方々が変動型を選んでいるわけではありますが。

では最後に返済負担率別の住宅ローン金利タイプランキングはこうなっています。



返済負担率とは、「年収に対して住宅ローンの返済額がどれくらいの割合か」という数値で、住宅ローンの返済負担を示すものであり、この数値が高ければ高いほど返済負担が重く、低ければ低いほど返済負担が低いということになります。

こちらについてはあまり階層ごとの変化は見られないですね。負担が重い人も軽い人も、6割が変動型を選び、3割が固定期間選択型を選び、1割が全期間固定型を選んでいる、ということです。

そうしたわけでこれらの結果を見比べてみると

・年収が高い人、自己資金が多い人ほどより変動型を選ぶが、年収が低い人、自己資金が少ない人も半分以上の人は変動金利を選ぶ

ということで前者に着目するか、後者に着目するかで受ける印象は異なりますが、みんなの金利選択を参考にするのであれば、「まずは変動型を検討する」ということで間違いなさそうです。

実際、金利が最も低いのは変動型ですからね。

なお昨年の同じコラムでもご案内しましたが、住宅ローンの変動金利を選ぶ時の最大のリスクは「金利上昇リスク」ですが、ある朝いきなり急上昇することはありません。というのも現在は日銀が低金利を維持しており、なぜ日銀が低金利を維持しているかと言うと、物価がなかなか上昇しないからですね。

言い換えれば今後金利が上昇する時というのはこういう順番になります。

・物価上昇 → 日銀が低金利政策を解除 → 住宅ローン金利上昇

そうしたわけで、変動金利を利用される方は物価の動向、つまりインフレ率をチェックしておけば金利上昇リスクをほぼコントロールできます。ぜひ毎月発表されるインフレ率をチェックしてみてください。

最新のインフレ率については当サイトでも速報でご案内しておりますので参考になさってください。

>>>住宅ローン関連ニュース一覧

アメリカのFRBが利下げを検討するなど、世界的に金利低下傾向が強まっている中では日銀が「低金利政策を解除」するのはまだまだ先であるのは間違いありませんが・・・。

<日本住宅ローンプランニング編集部>

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