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主要なネット銀行の中で唯一住宅ローンを提供していなかったのがジャパンネット銀行ですね。その理由は分かりませんが、親会社である三井住友銀行の意向が働いていたのかもしれません。
そんなジャパンネット銀行ですが、もう1つの親会社であるヤフーの出資拡大を受けたことがキッカケとなったのか、ついに住宅ローンの販売を開始しましたね!素晴らしい。
金利次第ではありますが、ネット銀行間の競争がより活発となり、住宅ローン利用者の利便性が高まることを期待したいと思います。
では気になるジャパンネット銀行の住宅ローン金利ですが、2019年8月現在の主要な金利はこのようになっています。
・変動金利 : 0.415%
・10年固定 : 0.580%
・20年固定 : 1.240%
>>>ジャパンネット銀行の住宅ローンはこちら
なかなか魅力的な低金利ですね!
ではそれぞれ他行と比較してみると、2019年8月の金利ランキングからはこのようになります。
>>>今月の金利比較
<変動金利>
1位 : ジャパンネット銀行/0.415%
2位 : 住信SBIネット銀行/0.418%〜0.447%
3位 : りそな銀行/0.429%
4位 : 新生銀行/0.450%
<10年固定>
1位 : ジャパンネット銀行/0.580%
2位 : りそな銀行/0.600%
3位 : 住信SBIネット銀行/0.650%
4位 : イオン銀行/0.690%
<20年固定>
1位 : りそな銀行/0.900%
2位 : 新生銀行/0.950%
3位 : 住信SBIネット銀行/1.230%
4位 : ジャパンネット銀行/1.240%
人気の変動金利と10年固定金利については堂々の1位となっているほか、20年固定でも5位に食い込んでおり、やはり魅力的ですね!
ではこのジャパンネット銀行の住宅ローンに何か注意点はあるのでしょうか。
気になる点があるとすれば2つです。まず1つ目は「こうした低金利がいつまで続くか分からない」という点ですね。
どんな会社だってサービス導入時は、宣伝効果を狙って「業界最安値」を打ち出すのはよくあることです。しかしながらそうした価格競争力がいつまで維持されるか分かりません。
要するに、数ヶ月すればジャパンネット銀行の金利はジワジワ上昇していくかもしれない、ということです。
あるいはジャパンネット銀行の影響力が大きいとなれば、他行が追随する可能性もあります。そうなれば結果的に価格競争力が失われてしまいますね。
ただそうは言いつつ、親会社は上記の通り三井住友銀行とヤフーであり、十分な体力があることを考えれば金利競争を続けていく可能性の方が高いとは思いますが。
気になる点の2つ目は、「この最低金利は一般的な団信のみの場合の金利である」という点ですね。仮に疾病保障を追加していくとこのように金利が上がっていきます。
・がん50%保障 : +0.1%
・がん100%保障 : +0.2%
・がん100%保障+11疾病保障 : +0.3%
他の銀行はこうした疾病保障の充実にも力を入れており、保障内容と金利水準を変動金利の場合ではこうなります。
<変動金利>
1位 : ジャパンネット銀行/一般団信=0.415%、一般団信+がん50%保障=0.515%
2位 : 住信SBIネット銀行/一般団信+全疾病保障=0.418%〜0.447%
3位 : りそな銀行/一般団信=0.429%
4位 : 新生銀行/一般団信+介護保障=0.450%
特に「がん50%保障」を付与しているじぶん銀行と比較すればやや割高に見えます。
ただじぶん銀行の「がん50%保障」は50歳未満しか加入できませんので、必ずしもジャパンネット銀行の疾病保障が割高ということではないとは思います。金利差はわずかですからね。
そうしたわけでジャパンネット銀行の住宅ローンは
・シンプルに低金利を望む方
・疾病保障の中身をよく確認した上で、必要な分だけ利用したい方
に向いていると言えそうです。
>>>ジャパンネット銀行の住宅ローンはこちら
参考になさってください。
<日本住宅ローンプランニング編集部>