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12月も末日が近づき、一部の金融機関では1月のフラット35/20の金利を発表しております。今月(12月)と比較して1月の金利はこのようになるようです。
・フラット20金利 : 1.16% → 1.22% (+0.06%上昇)
・フラット35金利 : 1.21% → 1.27% (+0.06%上昇)
来月はフラット35・フラット20共に上昇するということです。引き続き低金利ではありますが残念な動きです。
このフラット35/20の金利のベースとなる住宅金融支援機構債の金利は、今月はこのように決まりました。
・0.26% → 0.33% (+0.07%上昇)
来月のフラット35/20の金利は、今月の機構債の金利とほぼ歩調を合わせるということですね。
ところで当サイトの1月のフラット35/20の金利予想はこうでした。
・フラット20金利 : 1.16% → 1.24% (+0.08%上昇)
・フラット35金利 : 1.21% → 1.28% (+0.07%上昇)
>>>[2020年1月のフラット35金利予想] 前月比+0.07% フラット35金利1.28%?
どちらも微妙に外してしまいましたね・・・残念です。
なお足元の長期金利はこのように推移しています。
2018年7月末に日銀の金融政策の修正があり、これまでイールドカーブコントロールによって「0.1%以下」に押さえられてきた長期金利の「上限」が0.2%に引き上げられました。
その影響もあって2018年9月までジワジワ上昇を続けた長期金利ですが、ただ2018年10月以降は逆に株価下落や世界的な金利低下などの影響を受けて低下基調でしたね。
本日は−0.015%ということで一時期よりだいぶ上昇してきましたが、それでも超・低金利です。マイナス水準ですからね。こうした傾向が続くようであれば、フラット35/20の金利は多少上昇したとしても低金利が維持されそうです。
ただそうは言いつつ今後、米中貿易戦争が収束していけば金利はジワジワ上昇していくものと思います。そうなれば長期金利は新たな上限である0.2%に向かっていくことになります。
フラット35/20の金利は長期金利と連動していますので、「長期金利が0.2%に到達する前にフラット35/20を借りてしまおう」という考え方もあるかもしれませんね。
フラット35/20の金利と長期金利が連動していることは、これまでの金利推移を見てみるとよく分かります。
もちろん長期金利が0.2%に上昇したところでその影響は限定的であり、フラット35/20の金利が引き続き歴史的な低水準であるのは間違いありませんが、参考になさってください。
<日本住宅ローンプランニング編集部>