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5月も末となり、一部の金融機関では6月のフラット35/20の金利を発表しております。今月(5月)と比較して6月の金利はこのようになるようです。
・フラット20金利 : 1.23% → 1.22% (−0.01%低下)
・フラット35金利 : 1.30% → 1.29% (−0.01%低下)
来月はフラット35・フラット20共に少し低下ということです。
このフラット35/20の金利のベースとなる住宅金融支援機構債の金利は、今月はこのように決まりました。
・0.35% → 0.34% (−0.01%低下)
来月のフラット35/20の金利は、今月の機構債の金利変動と歩調を合わせたということですね。
ところで当サイトの6月のフラット35/20の金利予想はこうでした。
・フラット20金利 : 1.23% → 1.23% (据え置き)
・フラット35金利 : 1.30% → 1.29% (−0.01%低下)
>>>[2020年6月のフラット35金利予想] 前月比−0.01% フラット35金利1.29%?
フラット20は微妙に外してしまいましたね・・・残念です。
なお足元の長期金利はこのように推移しています。
2018年7月末に日銀の金融政策の修正があり、これまでイールドカーブコントロールによって「0.1%以下」に押さえられてきた長期金利の「上限」が0.2%に引き上げられました。
その影響もあって2018年9月まで一旦上昇した長期金利ですが、2018年10月以降は逆に株価下落や世界的な金利低下などの影響を受けて低下基調でしたね。
本日は−0.005%ということで一時期よりだいぶ上昇してきましたが、それでも超・低金利です。マイナス水準ですからね。こうした傾向が続くようであれば、フラット35/20の金利は多少上昇したとしても低金利が維持されそうです。
また、コロナショックによる金融経済の混乱は金利低下圧力となりますので、今後は金利はやはり低下していくものと思います。
ちなみにフラット35/20の金利と長期金利のこれまでの金利推移はこのようになっています。
参考になさってください。
<日本住宅ローンプランニング編集部>