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住宅ローン関連ニュース:
持ち家派・賃貸派、戸建て派・マンション派の割合は?不動産の日アンケート2021年版

このページでは、住宅ローンに関する各種ニュースや情報をご紹介します。
2021年3月11日

持ち家と賃貸とでどちらがお得かという命題。当サイトの結論はいつもご案内しているように、「両者でコストに大きな差ははないので、経済合理性ではなく、一生住みたいと思える物件に出会えるかどうかで選ぶべき」としています。

持ち家にも賃貸にもどちらにも良さがあり、経済合理性に大きな差が無いのであれば、「賃貸派」の方々が増えても良さそうなものですが、ただ一方で「持ち家神話」は引き続き根強いものがあると思いますし、住宅ローン金利が低く、住宅支援策が充実している間にマイホームを購入してしまおうと思われる方も少なくないと思います。

とすると全体的には引き続き「持ち家派」の方が優勢なのでしょうね。

というわけで、全国宅地建物取引業協会連合=全宅連が2021年1月に発表した最新の「不動産の日アンケート」の結果をチェックすると、「あなたは持ち家派?賃貸派?どちらですか?」の回答結果はこのようになっています。



抜き出すとこうですね。

・持ち家派 : 74.5%
・賃貸派 : 25.5%

やはり圧倒的に「持ち家派」がマジョリティです!

ただ「賃貸派」の推移をチェックしてみるとこうなっています。

・2013年 : 14.8%
・2014年 : 15.3%
・2015年 : 16.2%
・2016年 : 14.7%
・2017年 : 15.1%
・2018年 : 19.5%
・2019年 : 19.1%
・2020年 : 25.5%

増加傾向ですね。特に今回は明らかに増加しました。コロナ禍によって賃貸住宅の身軽さが再認識されたということでしょうか。

当サイトとして賃貸派を推しているわけではありませんが、合理的に考えれば賃貸派がもう少し増えてもおかしくないかなとは思います。

ちなみに同じグラフから「戸建て派」と「マンション派」の割合を抽出するとこうなります。

・戸建て派 : 61.5%
・マンション派 : 38.5%

4割が「マンション派」ということですが・・・意外と比率が高いですね!流通している物件の圧倒的多数が戸建てだと思いますのでこの結果は意外です。

この「戸建てvsマンション」について時系列のデータはなさそうですので過去データをチェックしてみると2013年の調査結果はこうでした。

・戸建て派 : 69.7%
・マンション派 : 30.3%

これまでマンション比率がジワジワ上昇したわけではなく、実際には今回ガッと上昇したわけですが、こうした動きがずっと続くのかどうか注目ですね。

さて話を「持ち家vs賃貸」に戻して、持ち家派・賃貸派双方の「根拠」をチェックしてみるとこうなります。まず持ち家派の理由はこうなっています。

・1位:家賃を払い続けることが無駄に思えるから 50.2%
・2位:落ち着きたいから 31.7%
・3位:持ち家を資産と考えているから 28.0%
・4位:老後の住まいが心配だから 24.4%
・5位:賃貸は何かと(近隣や使い方)気を遣うことが多いから 15.0%
・6位:マイホームをもつことが夢だから 9.1%

この中で1位の「家賃を払い続けることが無駄に思えるから」と3位の「持ち家を資産と考えているから」というのは上記の通り「持ち家と賃貸とでトータルコストに大きな差はない」という視点に立てば間違いと言えます。

前者については確かに家賃を払い続けるのは無駄ですが、持ち家にしても住宅ローン金利を払う他、建物はどんどん経年劣化で価値が失われていきます。つまり「どちらにも無駄はある」ということです。

後者については確かに持ち家は資産かもしれませんが、住宅ローン=負債があれば相殺されますし、住宅ローンを返済し終えた後の資産価値はほとんどないかもしれません。どうしても家が欲しければ、数十年賃貸に住み続けた後、そうしたほとんど資産価値が失われた家を購入するという手もあります。

次に賃貸派の理由はこうです。

・1位:税金が大変だから 37.1%
・2位:住宅ローンに縛られたくないから 36.6%
・3位:天災時に家を所有していることがリスクになると思うから 30.2%
・4位:仕事等(転勤・転職・退職など)の都合で引っ越しする可能性があるから 28.6%
・5位:家族構成の変化で引っ越しする可能性があるから 23.9%
・6位:相続する予定の家があるため 18.5%

こちらは「損得」という話が入っていない分、却って合理的ですね!

いずれにしても持ち家と賃貸とで長期的なコストが変わらないとすれば無理して住宅を購入する必要はありませんし、「賃貸だと損をする」ということも決してありません。

繰り返しになりますが「この家に一生住みたい!」と思える物件に出会うまで、じっくりマイホーム探しを続けていただければと思います。

参考になさってください。

<日本住宅ローンプランニング編集部>

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