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9月も末となり、一部の金融機関では10月のフラット35/20の金利を発表しております。今月(9月)と比較して10月の金利はこのようになるようです。
・フラット20金利 : 1.39% → 1.32% (−0.07%)
・フラット35金利 : 1.52% → 1.48% (−0.04%)
来月はフラット20もフラット35もわずかに低下ということですね。
このフラット35/20の金利のベースとなる住宅金融支援機構債の金利は、今月はこのように決まりました。
・0.50% → 0.58% (+0.08%)
来月のフラット35/20の金利変動は今月の機構債の金利変動と全く違いますね!何か制度変更でもありましたっけ・・・。
ちなみに当サイトの10月のフラット35/20の金利予想はこうでした。
・フラット20金利 : 1.39% → 1.43% (+0.04%)
・フラット35金利 : 1.52% → 1.60% (+0.08%)
>>>[2022年10月のフラット35金利予想] 前月比+0.08% フラット35金利1.60%?
今回は完全にまるっきり外しました・・・残念です。
なお最近の長期金利はこのように推移しています。
2018年秋以降、株価下落や世界的な金利低下などの影響を受けて低下基調だったわけですが、2019年秋以降、逆に上昇基調が鮮明となりました。
2020年にコロナ禍が拡大したことによって金利が下がるかと思いきや上昇したのは意外でした・・・。
加えて2020年3月に日銀がイールドカーブコントロールのもとでの長期金利の上限を従来の0.20%から0.25%に拡大したこともネガティブサプライズとなりました。
さらに足元では世界的なインフレ傾向や利上げの動きを受けて+0.245%まで上昇しています。
6月中旬には日銀の金融政策変更を見越して長期金利が一時0.4%を超える水準まで上昇する局面もありました。
日銀のスタンスを見る限り、早期に金融政策が変更される可能性は低く、現状のイールドカーブコントロールの元ではこれより大きく長期金利が上昇することはないはずですが要注意です。
ちなみにフラット35/20の金利と長期金利のこれまでの金利推移はこのようになっています。
参考になさってください。
<日本住宅ローンプランニング編集部>