※当サイトには広告リンクが含まれています。
1月も末となり、一部の金融機関では2月のフラット35/20の金利を発表しております。今月(1月)と比較して2月の金利はこのようになるようです。
・フラット20金利 : 1.52% → 1.72% (+0.20%)
・フラット35金利 : 1.68% → 1.88% (+0.20%)
来月はフラット20もフラット35も大幅上昇ということですね。
このフラット35/20の金利のベースとなる住宅金融支援機構債の金利は、今月はこのように決まりました。
・1.02% → 1.01% (−0.01%)
来月のフラット35/20の金利変動は今月の機構債の金利変動と全く異なりますね!そもそもプラスかマイナスかという時点で違います。
ちなみに当サイトの2月のフラット35/20の金利予想はこうでした。
・フラット20金利 : 1.52% → 1.50% (−0.02%)
・フラット35金利 : 1.68% → 1.67% (−0.01%)
>>>[2023年2月のフラット35金利予想] 前月比-0.01% フラット35金利1.67%?
今回もまるっきり外しました・・・残念です。
なお最近の長期金利はこのように推移しています。
2018年秋以降、株価下落や世界的な金利低下などの影響を受けて低下基調だったわけですが、2019年秋以降、逆に上昇基調が鮮明となりました。
2020年にコロナ禍が拡大したことによって金利が下がるかと思いきや上昇したのは意外でした・・・。
加えて2020年3月に日銀がイールドカーブコントロールのもとでの長期金利の上限を従来の0.20%から0.25%に拡大したこともネガティブサプライズとなりました。
さらには2022年12月、日銀がサプライズで長期金利の上限を0.25%から0.50%に拡大したこともあり、足元では長期金利は0.490%まで上昇しています。残念なことです。
2月のフラット35/20の金利もがっつり上昇することとなりました。
もちろん、新たな上限である0.5%を超えて長期金利が上昇することはないと思いますが、今回のサプライズ利上げで日銀の真意が少し分からなくなってきました。
4月に日銀総裁が黒田氏から別の誰かに交替されるわけですが、利上げ姿勢が続かないことを祈りたいと思います。インフレが一時的なものなのであれば利上げは続かないと思いますが・・・果たしてどうなるでしょうか。
ちなみにフラット35/20の金利と長期金利のこれまでの金利推移はこのようになっています。
参考になさってください。
<日本住宅ローンプランニング編集部>