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2月も末となり、一部の金融機関では3月のフラット35/20の金利を発表しております。今月(2月)と比較して3月の金利はこのようになるようです。
・フラット20金利 : 1.72% → 1.80% (+0.08%)
・フラット35金利 : 1.88% → 1.96% (+0.08%)
来月はフラット20もフラット35も上昇ということですね。
このフラット35/20の金利のベースとなる住宅金融支援機構債の金利は、今月はこのように決まりました。
・1.01% → 1.09% (+0.08%)
来月のフラット35/20の金利変動は今月の機構債の金利変動と全く同じということになります。
ちなみに当サイトの3月のフラット35/20の金利予想はこうでした。
・フラット20金利 : 1.72% → 1.80% (+0.08%)
・フラット35金利 : 1.88% → 1.96% (+0.08%)
>>>[2023年3月のフラット35金利予想] 前月比+0.08% フラット35金利1.96%?
今回は久しぶりにぴったり当たりました。良かったです。
なお過去3年の長期金利はこのように推移しています。
コロナ禍によって金利が下がるかと思いきや上昇したのは意外でした・・・。
加えて2020年3月に日銀がイールドカーブコントロールのもとでの長期金利の上限を従来の0.20%から0.25%に拡大したこともネガティブサプライズとなりました。
さらには2022年12月、日銀が再び上限を0.25%から0.50%に拡大したこともあり、足元では長期金利は0.504%まで上昇しています。残念なことです。
3月のフラット35/20の金利も相応に上昇することとなりました。
もちろん、新たな上限である0.5%を大きく超えて長期金利が上昇することはないと思いますが、カギを握るのは今後の金融政策がどう変化するかですね。
4月に日銀総裁が黒田氏から植田氏に交替となるわけですが、利上げ姿勢が続かないことを祈りたいと思います。インフレが一時的なものなのであれば利上げは続かないと思いますが・・・果たしてどうなるでしょうか。
ちなみにフラット35/20の金利と長期金利のこれまでの金利推移はこのようになっています。だいぶ上昇してきましたね・・・。
参考になさってください。
<日本住宅ローンプランニング編集部>