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3月も末となり、一部の金融機関では4月のフラット35/20の金利を発表しております。今月(3月)と比較して4月の金利はこのようになるようです。
・フラット20金利 : 1.80% → 1.33% (−0.47%)
・フラット35金利 : 1.96% → 1.76% (−0.20%)
来月はフラット20もフラット35もハッキリ下がるということですね。特にフラット20の方は目を見張るものがあります。
このフラット35/20の金利のベースとなる住宅金融支援機構債の金利は、今月はこのように決まりました。
・1.09% → 0.95% (−0.14%)
来月のフラット35/20の金利変動は今月の機構債の金利変動と比べてもかなりの低下ですね。
ちなみに当サイトの4月のフラット35/20の金利予想はこうでした。
・フラット20金利 : 1.80% → 1.66% (−0.14%)
・フラット35金利 : 1.96% → 1.82% (−0.14%)
>>>[2023年4月のフラット35金利予想] 前月比-0.14% フラット35金利1.82%?
残念ながら外してしまいました。
なお過去3年の長期金利はこのように推移しています。
コロナ禍によって金利が下がるかと思いきや上昇したのは意外でした・・・。
加えて2020年3月に日銀がイールドカーブコントロールのもとでの長期金利の上限を従来の0.20%から0.25%に拡大したこともネガティブサプライズとなりました。
さらには2022年12月、日銀が再び上限を0.25%から0.50%に拡大したこともあり、一時、長期金利は0.5%を超える水準まで上昇しました。
ただ足元では、「シリコンバレー銀行ショック」で少し低下し、4月のフラット35/20の金利も低下することとなりました。
低下幅が大きすぎる気もしますが・・・。
今後の金利見通しについては、長期金利が上限である0.5%を大きく超えて上昇することはないと思いますが、カギを握るのは今後の金融政策がどう変化するかです。
4月に日銀総裁が黒田氏から植田氏に交替となるわけですが、利上げにトライする雰囲気ではなくなりましたね・・・。
ちなみにフラット35/20の金利と長期金利のこれまでの金利推移はこのようになっています。
参考になさってください。
<日本住宅ローンプランニング編集部>