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6月も末となり、一部の金融機関では7月のフラット35/20の金利を発表しております。今月(6月)と比較して7月の金利はこのようになるようです。
・フラット20金利 : 1.33% → 1.30% (−0.03%)
・フラット35金利 : 1.76% → 1.73% (−0.03%)
来月はフラット20もフラット35も下がるということですね。
このフラット35/20の金利のベースとなる住宅金融支援機構債の金利は、今月はこのように決まりました。
・0.96% → 0.94% (−0.02%)
来月のフラット35/20の金利変動は今月の機構債の金利変動とほぼ歩調を合わせたものと言えそうです。
ちなみに当サイトの7月のフラット35/20の金利予想はこうでした。
・フラット20金利 : 1.33% → 1.31% (−0.02%)
・フラット35金利 : 1.76% → 1.74% (−0.02%)
>>>[2023年7月のフラット35金利予想] 前月比-0.02% フラット35金利1.74%?
なかなかスッキリ当たりませんねぇ。
なお過去3年の長期金利はこのように推移しています。
コロナ禍によって金利が下がるかと思いきや上昇したのは意外でした・・・。
加えて2020年3月に日銀がイールドカーブコントロールのもとでの長期金利の上限を従来の0.20%から0.25%に拡大したこともネガティブサプライズとなりました。
さらには2022年12月、日銀が再び上限を0.25%から0.50%に拡大したこともあり、長期金利は0.5%を超える水準まで上昇しました。
本日も0.390%と以前に比べれば上昇しています。
今後の金利見通しについては、長期金利が上限である0.5%を大きく超えて上昇することはないと思いますが、カギを握るのは今後の金融政策がどう変化するかです。
日銀総裁が黒田氏から植田氏に交替となったわけですが、どこかで利上げにトライするのでしょうか。要注意ですね。
足元では早期の利上げはないという読みなのか、長期金利は落ち着いて推移していますが・・・。
ちなみにフラット35/20の金利と長期金利のこれまでの金利推移はこのようになっています。
参考になさってください。
<日本住宅ローンプランニング編集部>