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[確定!2024年1月の住宅ローン金利動向]
変動は据え置き、固定は全体的に0.1%前後引き下げ

このページでは、今月の住宅ローン金利の動向についてご案内します。
2024年1月1日

■1988年からの長期金利の推移




1月となりました。いつものようにまず市場金利の動向を振り返ってみたいと思います。

上記グラフの通り長期金利は基本的には右肩下がりだったわけですが、特に2016年1月末に発表された「マイナス金利政策」の影響で大きく低下し、その後も安定的に推移してきました。

その背景にあるのは2016年秋から日銀の「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」、別名「イールドカーブコントロール」が始まったことです。これは「日銀が直接的に市場金利をコントロールしていく」金融政策ですが、この枠組みの元で長期金利の操作目標は「0%」に設定されました。

ただ気になる動きとなったのが、2021年3月の金融政策決定会合で、日銀が長期金利の変動幅をこれまでの「−0.2%〜+0.2%」から「−0.25%〜+0.25%」に拡大し、さらに2022年12月にはそれをさらに「−0.5%〜+0.5%」に拡大したことです。

加えて2023年7月には変動幅の上限が「+1.0%」に引き上げられました。実質的な利上げですね。

実際のところ長期金利は上昇し、本日は「0.620%」となっています。 過去3年の長期金利をチェックするとこうなっています。



金融政策の変更に合わせて長期金利も徐々に上昇してきたということですね。

そうは言いつつ足元ではピークアウトしているように見えますし、今年はアメリカでいよいよ利下げが始まるとすると、それに呼応して日本の金利もさらに低下するのではないかと思ったりもしますが、今後の市場金利の動向には要注意です。

そのような金利環境を理解した上で、具体的に三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行の大手銀行=メガバンクの1月の住宅ローン金利をチェックするとこのような結果となっています。

・変動金利 : 据え置き
・10年固定金利 : −0.12%−0.05%
・20年固定金利 : −0.14%−0.07%
・30年固定金利 : −0.10%−0.07%


メガバンクは全て主要な固定金利を引き下げているということですね。

先日の当サイトのコラムでは「1月の住宅ローン金利は変動金利タイプは据え置き、固定金利タイプは−0.1%程度低下」と予想しましたが、今回は当たりましたね。

>>>[2024年1月の住宅ローン金利予想] 変動は据置、固定は-0.1%程度低下

[2024年1月の住宅ローン金利]

上記ご案内したように、メガバンクの1月の住宅ローン金利は

・変動金利 : 据え置き
・10年固定 : 引き下げ
・20年固定 : 引き下げ
・30年固定 : 引き下げ

と言うことで、固定金利については全体的に引き下げです。

>>>今月の住宅ローン金利比較はこちら

具体的な金利をチェックしていくと、フラット35・20の金利は別のコラムにて既にご案内しておりますがこうなりました。

・フラット20金利 : 1.43% → 1.39% (−0.04%
・フラット35金利 : 1.91% → 1.87% (−0.04%

>>>最新のフラット35の金利はこちら

先日のフラット35・20の金利予測では

・フラット20金利 : 1.43% → 1.37% (−0.06%
・フラット35金利 : 1.91% → 1.85% (−0.06%

と予想しましたが、今回はどちらも外しましたね・・・残念です。

>>>[2024年1月のフラット35金利予想] 前月比-0.06% フラット35金利1.85%?

次に民間の住宅ローンをチェックすると、いつものように当サイトで人気の住信SBIネット銀行と、日本最大のメガバンクである三菱UFJ銀行の、先月と今月の住宅ローン金利の推移はこのようになっています。

住信SBIネット銀行(住宅ローンWEB申込コース)

・変動金利 : 0.298%〜0.320% → 0.298%〜0.320% (据え置き)
・10年固定 : 1.338% → 0.940% (−0.398%
・20年固定 : 1.848% → 1.730% (−0.118%
・30年固定 : 1.858% → 1.730% (−0.128%

>>>最新の金利はこちら

三菱UFJ銀行

・変動金利 : 0.475% → 0.475% (据え置き)
・10年固定 : 1.250% → 1.150% (−0.10%
・20年固定 : 2.150% → 2.080% (−0.07%
・30年固定 : 1.970% → 1.900% (−0.07%

>>>最新の金利はこちら

全体的に引き下げですが、中でも住信SBIネット銀行が10年固定金利を大胆に引き下げてきましたね。人気が出そうです。

さてこちらも当サイトで人気のSBI新生銀行の1月の住宅ローン金利はと言うと以下の通りです。

SBI新生銀行

・変動金利  : 0.190% → 0.190% (据え置き)
・10年固定 : 1.100% → 1.100% (据え置き)
・20年固定 : 1.500% → 1.500% (据え置き)
・30年固定 : 1.600% → 1.600% (据え置き)

こちらは据え置きですね。

>>>最新の金利はこちら

SBI新生銀行は、万が一の時の保障や返済停止機能を組み合わせた「安心パック」を付加するなど、金利以外のサービス拡充にも注力しています。そうした付加価値についても目を向けてみると、また違った住宅ローン選びができるかもしれませんね。ちなみにこのサービスは日経新聞が選定した新商品・新サービスの中で、最優秀賞を受賞したようです。

また、10年以上経過すると徐々に金利が下がっていき、最大で50%ダウン=半分となる金利タイプ「ステップダウン型金利」の発売を開始しています。ユニークですね!長期固定金利の住宅ローンの利用を考えている方は参考にしてみてください。

[2024年2月以降の住宅ローン金利の動向]

今後の住宅ローン金利の動向ですが、長期金利は足元では低下を始めており、こうした流れが継続するようであれば、2月以降の住宅ローンについても今月と同じように引き下げ余地が生まれそうです。

期待したいと思います。

他方で「変動金利」については、長期金利ではなく短期金利と連動しますが、その短期金利は引き続き「−0.1%」程度になるようコントロールされていますので変化はありません。

今春にはマイナス金利が解除されるという話もありますが、今のところ住宅ローン金利に大きな影響はなさそうです。

[今月の住宅ローン金利レンジ]

最後に、今月の具体的な住宅ローン金利のレンジをチェックするとこのようになっています。

■2024年1月の住宅ローン金利状況(実質金利)

 ・変動金利 :0.190%〜2.675%
 ・10年固定:0.918%〜4.950%
 ・20年固定:1.275%〜2.350%

>>>今月の住宅ローン金利比較はこちら

こうして見ると引き続き魅力的な金利水準です。多少上がったとしても住宅ローン金利が「史上最低水準」であるのは間違いありません。着実に超低金利のメリットを享受いただければと思います。

参考になさってください。

<日本住宅ローンプランニング編集部>

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