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[速報!2024年6月の住宅ローン金利]
三菱UFJ、みずほ、住信SBIネット銀行の金利は?

このページでは、各種報道から判明した来月の大手銀行の住宅ローン金利をまとめます。
2024年4月30日

長期金利は3月の0.725%から0.870%へ上昇。


■長期金利グラフ(グラフ期間:1年)




5月も末日となりました。主要銀行の6月の住宅ローン金利を速報としてご案内したいと思います。

日銀は2021年年3月の金融政策決定会合で、イールドカーブコントロールによって「−0.2%〜+0.2%」のレンジ内に抑え込んできた長期金利の変動幅を「−0.25%〜+0.25%」に拡大しました。

さらに2022年12月に変動幅を再拡大し「−0.5%〜+0.5%」としました。

加えて2023年7月には上限が「+1.0%」に引き上げられ、ついに2024年3月にはイールドカーブコントロールそのものが終了しました!

こっそりジワジワ、実質的な「利上げ」が行われてきたわけですが、過去3年の長期金利の動きをチェックするとこのようになっています。



昨年11月に一旦ピークアウトした長期金利ですが、足元では1.072%まで上昇しています。円安基調がなかなか修正されず、日銀の追加利上げ懸念が高まっている影響なのでしょう。気になる動きです・・・。

ちなみに、当サイトでは6月の住宅ローン金利について以下の通り予測しました。

>>>[2024年6月の住宅ローン金利予想] 変動はほとんど変わらず、固定はわずかに上昇

6月の住宅ローン金利の予想は「変動金利タイプはほとんど変わらず。固定金利タイプはわずかに上昇。」としました。

次に6月のフラット35の金利については以下の通り予測しました。

>>>[2024年6月のフラット35金利予想] 前月比+0.02% フラット35金利1.85%?

具体的にはこうですね。

・フラット20金利 : 1.44% → 1.46% (+0.02%
・フラット35金利 : 1.83% → 1.85% (+0.02%

では実際にはどうかと言うと、先行して発表した金融機関によれば6月のフラット35/20はこういうことのようです。

・フラット20金利 : 1.44% → 1.46% (+0.02%
・フラット35金利 : 1.83% → 1.85% (+0.02%

>>>[速報!2024年6月のフラット35金利] フラット35=1.85%、フラット20=1.46%

今回は珍しくピッタリ当たりました。

では本題に戻って6月の住宅ローン金利情報をまとめていくと、まず大手銀行のプライスリーダーである三菱UFJ銀行の金利はこういうことになります。

◆三菱UFJ銀行の2024年6月の住宅ローン金利(表面金利)

・変動金利 : 0.425% → 0.425% (据え置き)
・10年固定 : 1.140% → 1.280% (+0.14%
・20年固定 : 1.970% → 2.090% (+0.12%
・30年固定 : 1.810% → 1.920% (+0.11%

上記の通り長期金利は過去1ヶ月で大きく上昇しましたが、三菱UFJ銀行の主要な金利も大きく引き上げですね。

他の大手銀行が追随するのかどうか気になるところですが、みずほ銀行の6月の金利はこうなっています。こちらは保証料(+0.2%)込みの実質金利でいきましょう。

◆みずほ銀行の2024年6月の住宅ローン金利(実質金利)

・変動金利 : 0.825% → 0.825% (据え置き)
・10年固定 : 1.950% → 2.000% (+0.05%
・20年固定 : 2.600% → 2.650% (+0.05%
・30年固定 : 2.210% → 2.280% (+0.07%

こちらは小幅に引き上げです。

最後に当サイトで人気の住信SBIネット銀行の金利はこうなります。

◆住信SBIネット銀行の2024年6月の住宅ローン金利(実質・最低金利)

・変動金利 : 0.298%〜0.320% → 0.298%〜0.320% (据え置き)
・10年固定 : 1.323% → 1.413% (+0.09%
・20年固定 : 1.713% → 1.803% (+0.09%
・30年固定 : 1.753% → 1.843% (+0.09%

>>>住信SBIネット銀行の最新金利はこちら

こちらは三菱UFJ銀行とみずほ銀行のちょうど中間くらいの金利引き上げとなっています。

そうしたわけで6月の住宅ローン金利は、今のところ「変動金利タイプは据え置き、固定金利タイプは+0.1%前後上昇」と言うことで、当サイトの予測=「変動金利タイプはほとんど変わらず。固定金利タイプはわずかに上昇。」は外したようです・・・月初に各銀行の金利をチェックしたいと思います。

なお、すでにこれら3銀行の6月の住宅ローン金利は発表されておりますので確定です。

ではここで2015年1月からの長期金利と上記銀行の10年固定金利の変遷を振り返るとこのようになります。



局所局所では違和感のある動きもありますが、全体的には長期金利に連動して推移していることが分かります。

みなさんが6月も最高の住宅ローンに出逢えることを祈っております。

<日本住宅ローンプランニング編集部>

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