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[速報!2024年8月の住宅ローン金利]
三菱UFJ、みずほ、住信SBIネット銀行の金利は?

このページでは、各種報道から判明した来月の大手銀行の住宅ローン金利をまとめます。
2024年7月31日

長期金利は6月の1.050%から1.045%へ低下。


■長期金利グラフ(グラフ期間:1年)




7月も末日となりました。主要銀行の8月の住宅ローン金利を速報としてご案内したいと思います。

日銀は2021年年3月の金融政策決定会合で、イールドカーブコントロールによって「−0.2%〜+0.2%」のレンジ内に抑え込んできた長期金利の変動幅を「−0.25%〜+0.25%」に拡大しました。

さらに2022年12月に変動幅を再拡大し「−0.5%〜+0.5%」としました。

加えて2023年7月には上限が「+1.0%」に引き上げられ、ついに2024年3月にはイールドカーブコントロールそのものが終了しました!

こっそりジワジワ、実質的な「利上げ」が行われてきたわけですが、過去5年の長期金利の動きをチェックするとこのようになっています。



昨年11月に一旦ピークアウトした長期金利ですが、足元では1.045%まで上昇しています。日銀の「追加利上げ」も決まったこともあり、もうしばらく金利の上昇圧力は続きそうですね・・・。

ちなみに、当サイトでは8月の住宅ローン金利について以下の通り予測しました。

>>>[2024年8月の住宅ローン金利予想] 変動はほとんど変わらず、固定は+0.1%程度上昇

8月の住宅ローン金利の予想は「変動金利タイプはほとんど変わらず。固定金利タイプは+0.1%程度上昇。」としました。

次に8月のフラット35の金利については以下の通り予測しました。

>>>[2024年8月のフラット35金利予想] 前月比+0.03% フラット35金利1.87%?

具体的にはこうですね。

・フラット20金利 : 1.45% → 1.48% (+0.03%
・フラット35金利 : 1.84% → 1.87% (+0.03%

では実際にはどうかと言うと、先行して発表した金融機関によれば8月のフラット35/20はこういうことのようです。

・フラット20金利 : 1.45% → 1.46% (+0.01%
・フラット35金利 : 1.84% → 1.85% (+0.01%

>>>[速報!2024年8月のフラット35金利] フラット35=1.85%、フラット20=1.46%

残念ながら今回も微妙に外しました。

では本題に戻って8月の住宅ローン金利情報をまとめていくと、まず大手銀行のプライスリーダーである三菱UFJ銀行の金利はこういうことになります。

◆三菱UFJ銀行の2024年8月の住宅ローン金利(表面金利)

・変動金利 : 0.425% → 0.425% (据え置き)
・10年固定 : 1.330% → 1.350% (+0.02%
・20年固定 : 2.120% → 2.120% (据え置き)
・30年固定 : 1.950% → 1.960% (+0.01%

上記の通り長期金利は過去1ヶ月でわずかに低下しましたが、三菱UFJ銀行の主要な金利は逆にわずかに引き上げということですね。

他の大手銀行が追随するのかどうか気になるところですが、みずほ銀行の8月の金利はこうなっています。こちらは保証料(+0.2%)込みの実質金利でいきましょう。

◆みずほ銀行の2024年8月の住宅ローン金利(実質金利)

・変動金利 : 0.825% → 0.925% (+0.10%
・10年固定 : 1.900% → 2.000% (+0.10%
・20年固定 : 2.500% → 2.650% (+0.15%
・30年固定 : 2.180% → 2.160% (−0.02%

こちらは上げ下げバラバラです。

最後に当サイトで人気の住信SBIネット銀行の金利はこうなります。

◆住信SBIネット銀行の2024年8月の住宅ローン金利(実質・最低金利)

・変動金利 : 0.298%〜0.320% → 0.298%〜0.320% (据え置き)
・10年固定 : 1.333% → 1.323% (−0.01%
・20年固定 : 1.723% → 1.693% (−0.03%
・30年固定 : 1.763% → 1.733% (−0.03%

>>>住信SBIネット銀行の最新金利はこちら

こちらは逆に金利引き下げですね!

そうしたわけで8月の住宅ローン金利は、今のところ「変動金利タイプは据え置き、固定金利タイプは上げ下げバラバラ」と言うことで、当サイトの予測=「変動金利タイプはほとんど変わらず。固定金利タイプは+0.1%程度上昇。」は外したっぽいですね・・・月初に各銀行の金利をチェックしたいと思います。

なお、すでにこれら3銀行の8月の住宅ローン金利は発表されておりますので確定です。

ではここで2015年1月からの長期金利と上記銀行の10年固定金利の変遷を振り返るとこのようになります。



局所局所では違和感のある動きもありますが、全体的には長期金利に連動して推移していることが分かります。

みなさんが8月も最高の住宅ローンに出逢えることを祈っております。

<日本住宅ローンプランニング編集部>

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