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8月も末となり、一部の金融機関では9月のフラット35/20の金利を発表しております。今月(8月)と比較して9月の金利はこのようになるようです。
・フラット20金利 : 1.46% → 1.43% (−0.03%)
・フラット35金利 : 1.85% → 1.82% (−0.03%)
来月はどちらもわずかに低下するということですね。
このフラット35/20の金利のベースとなる住宅金融支援機構債の金利は、今月はこのように決まりました。
・1.34% → 1.17% (−0.17%)
来月のフラット35/20の金利変動は、今月の機構債の金利変動と歩調を合わせたものですね。金利低下幅はだいぶ違いますが・・・。
ちなみに当サイトの9月のフラット35/20の金利予想はこうでした。
・フラット20金利 : 1.46% → 1.36% (−0.10%)
・フラット35金利 : 1.85% → 1.75% (−0.10%)
>>>[2024年9月のフラット35金利予想] 前月比-0.10% フラット35金利1.75%?
今回も外れましたね・・・残念です。
なお過去5年の長期金利はこのように推移しています。
コロナ禍によって金利が下がるかと思いきや上昇したのは意外でした・・・。
加えて2020年3月に日銀がイールドカーブコントロールのもとでの長期金利の上限を従来の0.20%から0.25%に拡大したこともネガティブサプライズとなりました。
さらには2022年12月、日銀が再び上限を0.25%から0.50%に拡大し、2023年7月には上限が1.0%に引き上げられました!実質的な利上げですね。
そして2024年3月にはついにマイナス金利の解除と共に、イールドカーブコントロールも終了することになりました・・・7月には追加利上げも決まりましたしね。残念です。
ただ足元では8月の株価暴落を受けて少し下がっています。本日も長期金利は0.90%ですね。
加えてアメリカでは利下げが視野に入ってきていますが、もしそうなれば日本の金利も徐々に下がっていくのでしょうね。期待したいと思います。
ちなみにフラット35/20の金利と長期金利のこれまでの金利推移はこのようになっています。
参考になさってください。
<日本住宅ローンプランニング編集部>