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[速報!2024年9月の住宅ローン金利]
三菱UFJ、みずほ、住信SBIネット銀行の金利は?

このページでは、各種報道から判明した来月の大手銀行の住宅ローン金利をまとめます。
2024年8月31日

長期金利は7月の1.045%から0.890%へ低下。


■長期金利グラフ(グラフ期間:1年)




8月も末日となりました。主要銀行の9月の住宅ローン金利を速報としてご案内したいと思います。

日銀は2021年年3月の金融政策決定会合で、イールドカーブコントロールによって「−0.2%〜+0.2%」のレンジ内に抑え込んできた長期金利の変動幅を「−0.25%〜+0.25%」に拡大しました。

さらに2022年12月に変動幅を再拡大し「−0.5%〜+0.5%」としました。

加えて2023年7月には上限が「+1.0%」に引き上げられ、ついに2024年3月にはイールドカーブコントロールそのものが終了しました!

こっそりジワジワ、実質的な「利上げ」が行われてきたわけですが、過去5年の長期金利の動きをチェックするとこのようになっています。



日銀の金融政策の変更に伴い上昇してきた長期金利ですが、足元では8月初旬の株価暴落を受けて一旦低下し0.890%となっています。アメリカの利下げが控える中、どんどん金利が上昇する局面ではありませんが、もう少し金利が下がることを期待したいと思います。

ちなみに、当サイトでは9月の住宅ローン金利について以下の通り予測しました。

>>>[2024年9月の住宅ローン金利予想] 変動は利上げが広がる 固定は-0.2%程度低下

9月の住宅ローン金利の予想は「変動金利タイプは+0.2%程度の利上げが広がる。固定金利タイプは−0.2%程度低下。」としました。

次に9月のフラット35の金利については以下の通り予測しました。

>>>[2024年9月のフラット35金利予想] 前月比-0.10% フラット35金利1.75%?

具体的にはこうですね。

・フラット20金利 : 1.46% → 1.36% (−0.10%
・フラット35金利 : 1.85% → 1.75% (−0.10%

では実際にはどうかと言うと、先行して発表した金融機関によれば9月のフラット35/20はこういうことのようです。

・フラット20金利 : 1.46% → 1.43% (−0.03%
・フラット35金利 : 1.85% → 1.82% (−0.03%

>>>[速報!2024年9月のフラット35金利] フラット35=1.82%、フラット20=1.43%

残念ながら今回も外しました・・・。

では本題に戻って9月の住宅ローン金利情報をまとめていくと、まず大手銀行のプライスリーダーである三菱UFJ銀行の金利はこういうことになります。

◆三菱UFJ銀行の2024年9月の住宅ローン金利(表面金利)

・変動金利 : 0.425% → 0.425% (据え置き)
・10年固定 : 1.350% → 1.130% (−0.22%
・20年固定 : 2.120% → 1.930% (−0.19%
・30年固定 : 1.960% → 1.760% (−0.20%

上記の通り長期金利は過去1ヶ月でハッキリ低下しましたが、三菱UFJ銀行の主要な金利も引き下げということですね。

他の大手銀行が追随するのかどうか気になるところですが、みずほ銀行の9月の金利はこうなっています。こちらは保証料(+0.2%)込みの実質金利でいきましょう。

◆みずほ銀行の2024年9月の住宅ローン金利(実質金利)

・変動金利 : 0.925% → 0.925% (据え置き)
・10年固定 : 2.000% → 1.900% (−0.10%
・20年固定 : 2.650% → 2.550% (−0.10%
・30年固定 : 2.160% → 2.070% (−0.09%

こちらは全体的に小幅な金利引き下げとなりました。

最後に当サイトで人気の住信SBIネット銀行の金利はこうなります。

◆住信SBIネット銀行の2024年9月の住宅ローン金利(実質・最低金利)

・変動金利 : 0.298%〜0.320% → 0.298%〜0.320% (据え置き)
・10年固定 : 1.323% → 1.233% (−0.09%
・20年固定 : 1.693% → 1.603% (−0.09%
・30年固定 : 1.733% → 1.643% (−0.09%

>>>住信SBIネット銀行の最新金利はこちら

こちらも小幅な金利引き下げですね。

そうしたわけで9月の住宅ローン金利は、今のところ「変動金利タイプは据え置き、固定金利タイプは−0.1%〜−0.2%程度引き下げ」と言うことで、当サイトの予測=「変動金利タイプは+0.2%程度の利上げが広がる。固定金利タイプは−0.2%程度低下。」は外したっぽいですね・・・月初に各銀行の金利をチェックしたいと思います。

なお、すでにこれら3銀行の9月の住宅ローン金利は発表されておりますので確定です。

ではここで2015年1月からの長期金利と上記銀行の10年固定金利の変遷を振り返るとこのようになります。



局所局所では違和感のある動きもありますが、全体的には長期金利に連動して推移していることが分かります。

みなさんが9月も最高の住宅ローンに出逢えることを祈っております。

<日本住宅ローンプランニング編集部>

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