2025年1月の
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■公示地価の値上がり・値下がり率(%)
これを見ると80年代後半に全国的に地価が1年で20%近い上昇を示したことわかります。特に東京では1年で何と70%近い上昇です。いわゆるバブルですね。しかしその後のバブル崩壊とともに「土地は上昇を続ける」という「土地神話」は崩れ、長らく土地の値下がりが続くことになります。
「値上がり率・値下がり率だとピンとこない」という方に、1972年の土地の値段を「100」としたときの、地価の推移を示したのが下のグラフです。
■地価の推移(1972年=100)
バブル終焉の時点に600、つまり1972年比6倍の地価をつけたところでピークアウトし、その後、下落を続け、今は大体300くらい、つまり1972年比3倍の地価となっています。
こうしてみればやはり、バブルのころのように土地がどんどん値上がりする時代はもう来ないのだと思います。土地が「投機の対象」だった時代は終わり、土地は今、(当然ですが)「住むためのもの」になっているのではないでしょうか。
土地転がしで一儲けしようと思っている人には申し訳ないですが、自分で土地を買い、そこに住もうと思っている人にとっては、「買いやすい時代になった」ということなのかもしれません。