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空室率が低下した3都市では活発な移転の動きが見られ、空室率上昇にブレーキがかかった。0.12ポイントダウンの10.31%となった札幌は、オフィスの経費削減を重視した移転が多い中、大型移転も出てきた模様。新築ビルの賃貸条件に値頃感が出てきた上、既存ビルの引き合いにも明るい兆しが見えはじめた仙台は、0.98ポイントダウンの20.98%に。名古屋は、名古屋駅周辺の大型テナントの成約が相次いで空室が大きく減少し、周辺エリアを合わせた平均空室率は0.41ポイントダウンの16.09%となった。