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それによると、全国平均の普通品等実測10アール当たりの価格は、田が87万2622円(前年比3.3%下落)、畑が50万8112円(同2.4%下落)で、前年比で共に下落した。農業従事者の減少や高齢化などに加えて、前年産農産物が7月以降の低温などにより収量被害や品質低下が見られ、農業の収益性が低下していることなどが要因。田は1992(平成4)年の119万2792円をピークに18年連続の下落、畑は19年連続の下落となった。
田価格は、水田利用への取り組みが見直されてきており、耕作放棄面積は従来に比べて減少する気配が見られるが、昨年の米作作況が98となったことや経済不況で外食産業の需要が減少していることなどから、米作経営の収益性が低下した。
畑価格は、近年の世界的食料需給のひっ迫懸念や野菜需要の国産化指向があり、北海道において豆類や野菜、東北ではそばや飼料作物、九州でかんしょなどの作付けが増加するなど、従来に比べると畑利用に安定感がうかがえる。しかしながら、条件不利地域では、買い手がなく下落が続いた。