2024年10月の
今、最も人気の住宅ローンをご紹介します。
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いきなりシミュレーションを使う前に初期手数料をチェック
住宅ローンを借りる前に、支払い利息がいくらになるのか試算しますよね。概ねどの銀行も借入シミュレーションを提供していますので、それを利用すれば一体どれくらいの負担になるのかわかりますが、その際、気をつけないといけないのが「
初期手数料」です。
初期手数料というのは、まさに借入時にかかる手数料で登記に関わるものなどもありますが、ここでは銀行によって違う
を特に指します。なぜ気をつけないといけないのでしょうか?要は本当の負担を正確に比較しようとすれば、「
これらの初期手数料を借入元本に追加して計算しないといけないから」なのです。
なぜ初期手数料を元本に追加して計算しないといけないのでしょうか?具体的に説明するとこういうことです。
たとえば、今、頭金として500万円手元にあるとします。物件は3,500万円として、約3,000万円×30年の借入が必要だとします。候補としてA,B,C,Dの4つの銀行の住宅ローンが残ったとします。それぞれの初期手数料は、以下だとします。
A銀行:事務手数料5万円+保証料0円=5万円
B銀行:事務手数料63万円+保証料0円=63万円
C銀行:事務手数料3円+保証料57万円=60万円
Dモーゲージ:事務手数料63万円+保証料0円=63万円
この初期手数料はどこから出てくるのでしょうか?当然、財布は同じですので、「頭金として使おうと思っていた手元資金」から捻出しますよね?
そうなるとどうでしょうか?
頭金がその分、減るので、足りない分を借入金額でまかなわないといけません。つまり初期手数料分だけ、借入金額が増えることになります。これが「
初期手数料を借入元本に追加して計算しないといけない」という意味ですね。具体的にはそれぞれ元本を以下のように計算しないと正確な負担がわからない、ということになります。
シミュレーション時の実質元本
A銀行: 3,000万円+5万円 =3,005万円
B銀行: 3,000万円+63万円=3,063万円
C銀行: 3,000万円+60万円=3,060万円
Dモーゲージ:3,000万円+63万円=3,063万円
ちなみに上記A,B,C,Dの銀行は具体的に
A=新生銀行
B=住信SBIネット銀行
C=三菱UFJ銀行
D=SBIモーゲージ
となります。
住宅ローンのシミュレーションをする時は
・事務手数料、保証料などの初期手数料を借り入れ元本に追加しないといけない
というのは、ぜひ覚えておいてください。
なお、保証料や高額な事務手数料などの初期コストについては、こちらで一覧表にしていますので、ご確認ください。
>>>今月の住宅ローン金利・住宅ローン手数料一覧
住宅ローン返済額シミュレーション
ここからは具体的な住宅ローンシミュレーションをご紹介したいと思います。まずは毎月の返済額の試算です。
金利などの条件を入力することで総返済額や毎月の返済額を試算することができます。
※こちらの試算結果はあくまで目安であり、その正確性を保証するものではありません。
より正確な試算は各金融機関にお問い合わせください。
>>>
住宅ローン借り入れ可能額のシミュレーションはこちら
>>>
住宅ローン繰上返済のシミュレーションはこちら
各銀行の借り入れシミュレーションと評価
次にこちらから、ご興味のある銀行の返済シミュレーションをご利用ください。
<ご参考>今月の住宅ローン金利動向
今月の住宅ローンは実質金利で1%を下回るものも出てきていますね。住宅ローン減税を加味すれば実質的な金利負担が0になる場合も出てきているかもしれません。今が借り入れ・借り換えのチャンスであることは間違いなさそうです。
■2024年10月の住宅ローン金利状況(実質金利)
・変動金利 :0.420%〜2.825%
・10年固定:0.950%〜4.900%
・20年固定:1.350%〜2.700%
>>>今月の住宅ローン金利・住宅ローン手数料一覧
ちなみに住宅ローン金利と関係の深い、長期金利はこのような推移になっております。この10年間、金利がずっと低金利であったことが良くわかりますね。参考になさってください。
■長期金利推移(10年)
>>>今月の住宅ローン金利・住宅ローン手数料一覧